ハナちゃんといっしょ

白水の水源めぐり・その１

ちょっと疲れ気味の９月最初の日曜日です。家の倉庫と車庫のトタン屋根にコールタールを塗り替えているもんだから、その悪臭で頭痛が止まりません。窓を締め切ると暑いし、臭いはきついし、たまりません。

疲れているのは、昨日の午後真剣に遊び、夜は10時半までお仕事だったからです。遊びに行った先は阿蘇郡南阿蘇村白水(旧白水村)です。ここには全国でも有名な水源・白川水源があります。突然、日本一おいしいといわれるここの名水で作られた水まんじゅうが食べたくなって、車を走らせました。

ということで、今日は白川水源の紹介を。あっきーお助け隊の昨日の記事とかぶるけど、ご愛嬌ってことで…。

白川水源。


熊本市内を流れ、有明海に注ぐ一級河川の白川の源となるのが、この白川水源です。吉見神社の境内にあります。毎分40トンの水が湧き出ています。水温は年間を通して14度を保っています。水源の池からは砂を吹き上げて水が勢いよく湧き出てきます。まるで息をしているかのようです。

砂の吹き出る様子、わかりますか？


まだまだ夏の日差しの残る９月最初の土曜日、たくさんの観光客、水汲み客でいっぱいでした。１人でふらふら歩いていたのは私だけ。ここは近いし、国内外からお客さんが来たらよく連れて行く場所なので、水源の写真を撮ったら水まんじゅうの売っている売店を目指しました。

これが水まんじゅう。


その場で食べると伝えると、お店の人は食べごろのものを取り出してくれました。これが、本当においしいんです。口の中に入れるとつるんとしていて、桜の葉の塩漬けが容器の底にしいてあるのでその香りが口いっぱいに広がります。で、水まんじゅうをかむと、あんこがとろ～りと出てきて、あ～、幸せ…。30分も来る前を走らせてやって来た甲斐がありました。お持ち帰りの方は、凍ったものを購入することをおすすめします。

さて、この白水にはこの白川水源をはじめとする８つの水源があります。このまま帰るのもな～と思い、ついでに全部回ってきちゃいました。白川水源は入場する際に環境保全料の100円が必要ですが、その他は無料です。お金を払わずに、また人の少ないところでゆっくりとお水を汲みたい方は、その他の７つの水源をおすすめします。

それにしても、白水はどんどんいろんな物ができていってますな～。十数年前、温泉に入った後に食事のできるところを探すのが難儀だったのが嘘みたいです。

毎日じゃないけど、すこしずつ他の水源も紹介していきますね。