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テーマ:大分&熊本 観光地紹介(830)
カテゴリ:熊本県散策
白水の水源めぐり・その6
穏やかな秋分の日です。町内の小学校では運動会が開かれています。9月に入ってちょっとお疲れモードだったうちの生徒さんたちも頑張っていることでしょう。午前中は母と一緒に祖父、父方の親類、母方の親類のお墓参りをしてきました。お昼からは出かけたかったのですが明日も留守にするし、子猫のナナがかわいそうなので家にいることにしました。なので、散策日記でも書いてお出かけ気分になります。 今日は白水の6番目の水源を紹介します。旧白水村中松にある湧沢津水源という水源地です。規模としては白水の水源地の中でも規模が小さいような気がしますが、それでも他に負けず劣らず毎分約5トンの水が湧いています。 「清泉が地中から突きあがるように出ている」と表現されるこの湧水のやわらかさは白水地区いちばんだといいます。今でも2戸の民家に給水されており、日常生活の飲料水から生活用水の全てがまかなわれています。また、いつもと変わらぬ推量は約10歩町を養田しているそうです。 湧水地も近所の人たちが洗濯や野菜の洗浄に使用できるように整備されており、いつでも水と親しめるようになっています。上の写真の奥の池に水が湧き、飲めるようになっています。手前は洗濯などに使われているようです。 さて、2番目に訪れた竹崎水源、この湧沢津水源、次に訪れた寺坂水源であるものを見かけました。 これです。(湧沢津水源で撮影) 「甲斐有雄の道しるべ」と書かれていますが、その下に大きな石があるのがわかりますか?これは阿蘇郡高森町出身の甲斐有雄氏(1829年生)という社会福祉事業家が置いた道しるべです。私財を投げ打ってこの道しるべをいろいろな場所に設置しました。地元の人や旅人が道に迷うことがないように、石にはそれぞれの行く先の場所が書かれています。この道しるべは阿蘇、宮崎県高千穂町などに点在しているそうです。その数は何と約1900基だといいます。 まだ発見されていない道しるべも存在する可能性があるそうです。もし、これは道しるべかな~と思うような石を発見したときは、その土地の役場に届けましょう。お礼が出るかどうかは知りませんけどね! 白川水源 竹崎水源 明神池名水公園 吉田城御献上汲場 池ノ川水源 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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