ハナちゃんといっしょ

宇目国際キャンプ・１日目

３連休の土日は、佐伯市宇目の国際キャンプに行ってきました。このキャンプの話は、７月下旬に空手仲間のドイツ人の友人に教えてもらい、彼女もスタッフで誘ってくれました。なんでも宇目には国際交流の会があって、このキャンプもすでに12回目だとか。このキャンプへ参加したきっかけは、場所がずっと行きたかった藤河内渓谷の近くということと、温泉に入れることでした。

さて、当日は熊本からやって来たcolor_chartさんを拾い、宇目へ一直線。車を飛ばしすぎたのか、１時間で到着しました。道の駅で食事なんかして待っていると、人もそろい始めました。時間よりちょっと下がって現地に到着。

到着した場所は宇目藤河内にある湯ーとぴあという温泉でした。ここはキャンプもできるようになっていて、温泉館の中に泊まることができます。まあすごい山奥で、民家が数件あるのが不思議なくらい。



宇目には平家の落人伝説もあり、建物の隣には平家塚もありました。


まずは軽く自己紹介のゲーム。参加者はオーストラリア人３名、アメリカ人３名、韓国人１名、ドイツ人１名、カナダ人１名、日本人数名でした。外国人は日本語の話せない方が２名のみで、あとの方はすごく日本語が上手でした。

グループに分かれてのオリエンテーリングは、地図を見ながらポイントに進み、そこで宇目の伝説が書かれた問題用紙を取ります。それは電柱の上にあったり、神社の鳥居の上にあったり、山の上にあったり、けっこうハードでした。

電柱によじ登って問題用紙を取るカナダ人Ｓさん。


それにしても、宇目にはいろんな伝説があるもんだと感心しました。問題用紙をもらってきてじっくり読んでみればよかったです。ただ、うちらのグループはのんびりしていて、痺れを切らしたカナダ人Ｓさんと私は、他の３人を置いて最後のポイントまで走って行きました。やっぱり22歳の男性の足の速さにはついて行けず、Ｓさんが最後の問題用紙を取ってきてくれました。結局レースのタイムも回答数も最下位…。でも、まあ景色がきれいだったから仕方がないですよね。

こんな景色ですもん。


汗をびっしょりかいたあとは温泉でした。湯ーとぴあは1991年にオープンし、山奥にも関わらず年間約１万人が利用しています。渓谷の花こう岩から湧き出す冷泉(約22℃)を沸かした弱アルカリ性の単純泉です。神経痛、リウマチ、肩凝りなどに効能があります。ただ、閉まるのが５時っていうのは早すぎるかな。施設の裏にはきれいな川が流れていて、景色を楽しみながら入浴できます。

これはきれいでしょう？


温泉の後はみんなで食事の用意でした。私は３升の米を研いだのですが、これがまあ本当に上手く炊けて、自分で言うのもなんだけど、もう天才！みんなでおにぎりを作りました。韓国人のＫさんは本場のおいしいチヂミを作ってくれました。バーベキューもおいしいし、気持ちよくビールとワインも飲みました。

温泉出たばかりなのに、ゲームで顔は小麦粉で真っ白になり、その場で思わず小梅太夫の物真似をやりました。なぜかカナダ人Ｓさんが大うけ(日本語流暢です)。
「なんで小梅を知ってんだ、あんた？」
って突っ込みましたよ。その上顔に炭を塗られて今度は黒。記念に自分で写真を撮ったら、見た人に
「Creepy!」
なんて言われて大笑いされて…。

それがこれね。心臓に悪いので、小さくしました。


その日は翌日のハイキングに備えてほどほどに飲んで、12時前には寝ました。２日目はは藤河内渓谷と観音滝へハイキングへ行きました。

つづく♪