ハナちゃんといっしょ

宇目国際キャンプ・２日目（→１日目のお話)

前日の夜はそうそうと寝たものの、６時半には目が覚めました。もう起きているスタッフもいて、前晩の後片付けをしていました。私より遅く寝たのに感心です(←手伝えよって？)。

朝日もまぶしかったです。


朝食後は藤河内渓谷を出発点に、観音滝までのハイキングをしました。湯ーとぴあから車で藤河内渓谷の入り口まで向かい、そこから片道１時間の登山道を歩いていきます。

美しい藤河内渓谷。


藤河内渓谷は、大分・宮崎両県にまたがる、夏木山に源を発する北川の支流一帯に位置する景勝地です。長く続く１枚岩の花こう岩で形成され、渓床には大小無数の甌穴(おうけつ)が続いているのが特徴です。

甌穴はこういう感じです。


ハイキング参加者は総勢22名でした。最初は藤河内渓谷の歩きやすい遊歩道を歩いていきました。それからは道なき道の山道を歩いて行きました。空手やジョギングなどで運動はしているものの、登山やハイキングはしばらくご無沙汰なので、ついて行けるか心配でした。しかし、やっぱり基礎体力ってついているものですね。まったくきつくないし、普通に歩く感じで山道を登れました。

途中の景色がとても素晴らしく、美しいポイントではガイドさんが止まってくれます。また、毒ヘビもたくさん見ました。そんなときはヘビが立ち去るのを待つだけです。

連続する甌穴。


この水は飲まれますよ。


すごい岩！


上の岩は、台風や大雨の災害のときに上流の方から流れ落ちてくるそうです。一度、観音滝から下のダムの発電所までの約８kmを、ものすごい数の大岩がガランガランと流れ落ちてきたこともあるそうです。自然の力ってすごいですね。

これは台風で倒れた大木です。


そして観音滝に到着。


観音滝は高さ77m、幅２mで、花こう岩の赤い壁面に水が流れ落ちています。冬は飛瀑や壁面が凍りつき、その氷の形が観音様のように見えるので観音滝と名付けられたのだそうです。

滝つぼもきれいでしょう？


滝のそばに寝転がって、空を見上げました。


マイナスイオンをたくさん浴びて、体も心も元気になった感じです。この日以来、軽い耳鳴りはあったものの、今はぴったり止まったんですよ！やっぱり精神的なものから来ていたのかな…なんて思います。

帰りは石で滑って１回転び、また甌穴を見に降りたときに滑って転んで突き指＆切り傷を作りました。水の中に落ちなくてよかったよ…。

無事にハイキングを終え、軽い疲れが心地よく感じました。２日間だったけど、いろんな人と話して、体もたくさん動かして楽しいキャンプでした。宇目の国際交流の会のみなさん、どうもありがとう！

でも、ハイキングや山歩きって本当に楽しくて、くせになりそうです。ってことで、風邪の様子を見て週末も山歩きに出かけたいと思います♪１人なので初心者コースをとりあえず歩きます。