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テーマ:大分&熊本 観光地紹介(830)
カテゴリ:熊本県散策
楼門の有名な阿蘇神社ですが、この広い境内の随所に見所があります。年頃の独身の方が気になるのはずばりこれでしょう!
その名も、えんむすびの松! この阿蘇高砂の松(えんむすびの松)のお話は、今から1000年以上も前にさかのぼります。阿蘇神社第26代目宮司・阿蘇友成は、天皇より位階上昇のお知らせを受けて、宮中参内のために京へ上りました。その道すがら、播州の尾上で縁起のよい松に詣でました。友成宮司はこの松の見を持ち帰り、阿蘇神社境内に植えました。時がたって枯れたときには植え替え継いで、大切に育てて今日に至ったそうです。昔より縁結びの願い事では特に効能があり、今でも多くの参拝者に祈願されています。 参り方は、女性は松の周りを右より2回、男性は左より2回まわってお祈りします。回っている姿は、ちょっとした注目の的になりますよ。 私?はい、回ったことがあります。大学時代の友人が2人、広島から遊びにきたときに3人でしっかり回りました。そのうち1人は8年前に結婚、2児の母、もう1人は2年前にめでたく結婚しました。いまだに独り身の私ですが、それも神様の思し召し? 「あんたは結婚には向かんよ」 って言われているような、ないような…。 そうなんですね。ここは縁結びとして知られているだけあって、こんなエピソードもあります。私の昔の職場の先輩でしたが、ご主人との出会いを話してくれたことがあります。先輩は阿蘇神社に参り、 「どうかいい人にめぐり逢えますように」 とお祈りをしたそうです。お祈りが終わって振り返ると、そこには2人の男性が立っていて、そのうちの1人が光り輝いて見えたのだそうです。それが旦那様なんですね。う~ん、あなどれないよ、阿蘇神社。 高砂の松の近くには、願かけ石もあります。 願かけ石は、約2000年前、阿蘇神社の祭神阿蘇大明神がもろもろの願いをこめて、祖神の霊に額かづかれたといいます。この石は当時の霊場の岩石の一部といわれ、古来より神石として伝承保存されてきました。南北朝時代より祈願成就の神石として独自の信仰を得てきましたが、室町時代より手をふれて願い事を唱えられたそうです。祈念するときは、願い事を念じ神石を撫でること三度、更に願い事を唱えます。とりあえずお賽銭も納めておきました。 縁結びも願い事も自分の努力でつかみとるものだけど、でも神社は願かけの場、参拝したときぐらい欲張っていろんなお願い事をしてもかまいませんよね。ダメ? 阿蘇神社の楼門 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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