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テーマ:大分&熊本 観光地紹介(830)
カテゴリ:熊本県散策
阿蘇水基めぐり・その4
水基めぐりをしていると、水基の数ヶ所には日本神話に出てくる神々の伝説を読むことができます。時間があまりなかったので、どの神様のお話かじっくり読むこともできずに、水を飲むだけ飲んでさっさと歩いていきました(甘い物は食べる時間があったのに…)。 菓恋水のお次は「妙音池」です。 ここは「湧水茶屋なかまち」の前にあります。比較的新しい水基で、ちょっと凝った造りをしていました。このお店のとろろ山芋定食の写真を見たのですが、とてもおいしそうでした。いつかお食事がしたいです。ちょ~っと高いけど(1350円)…。 それから「猿田彦の水」。 ちょうど宮門街の入り口に位置する水基です。猿田彦といえば「古事記」や「日本書紀」にも登場する道の神・道祖神のことですね。「日本書紀」では「天孫降臨」の段に登場してきます。って、私もその様子は神楽でしか見たことがありません。 猿田彦はその外見もユニークで、鼻の長さ約1.2m、背の丈約2.1m、身長約12.6m近くで、口と尻が明るく光、目は鏡のように丸く大きく、真っ赤なホオズキのように光り輝いているとされています。天狗の原型になったとか。でも、猿田彦神といえば伊勢に祀られていますがなぜに阿蘇? 阿蘇といえば旧波野村の中江神楽が有名です。「天孫降臨」を再現した「地割」の神楽もあります。確かにそこに登場する猿田彦の様子は天狗そのもの。そして胸には鏡をつけています。だから、神楽の里である阿蘇の水基に「猿田彦の水」と名付けても、ちっとも違和感を覚えないわけなんですね。 猿田彦の様子を知りたい方はこちら→中江神楽についての過去日記をご覧ください。 次はちょっとかわいい「幸の泉」。 この辺りの水基がまだ形になっていない段階に、先代の「ゆきおさん」という方が造られた水基です。右側にたたずむ河童がなんだかかわいらしいでね。 ちょっと離れた場所にある「下町の水」。 ちょっと地図が見にくくて、雨にぬれながら迷いながらたどり着いた水基です。最初は田んぼの方に入っちゃいましたよ。ちょっと商店街のはずれの住宅街にありました。ここは水を飲むひしゃくが置かれていないので、直接手ですくって飲みましょう。その前に手を洗うのを忘れずにね~。 あと2回つづく…。 阿蘇水基めぐり 阿蘇神社・神の水 竹沢の雫~金脈の泉~とり宮の泉~欣命水 文豪の水~菓恋水~酒杜の水~白雪の水 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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