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テーマ:大分&熊本 観光地紹介(838)
カテゴリ:熊本県散策
阿蘇水基めぐり・その6(最終回)
名前のついた水基は全て周りましたが、町中には名前もなければ地図にも載っていない水基がありました。 まずひとつめ。 ここは門前町商店街から栄通りに出る途中にあった水基です。一応地図には「清龍寺札所」と書かれてありましたが、ここのことでしょうか? ふたつめはここ。 ここは名前はないけれど、一応地図には載っているんですね。ただ、歩いて探しにくくて、何度かうろうろ歩きまわりましたが見つかりませんでした。車で周ってやっと見つけた水基です。車の中から写真を撮った、ちょっと手抜き。名前がないのが不思議なくらい、きちんとした水基でした。 そして最後。 「スーパーみやはら」の隣にありました。最初はここで「学業の泉」を探していたのですが、なかなか見つからず、最初はここが学業の水かと思っていました。でも、どうも地図と違うし、学業の水も見つかりました。スーパーの片隅にあるので、ここもちょっと見つけにくいです。 さて、これで水基紹介は全て終わりましたが、阿蘇神社と阿蘇の水基に縁のある神社を紹介したいと思います。ここは水基めぐりをしていたときに偶然通りかかりました。 それは矢村神社です。 小さな神社だし、ここは地区の集会場としても使用されているようですが、伝説のある神社なのです。この神社の一帯は、阿蘇の創健神のお館の跡だと伝えられています。 今から約2200年前、阿蘇の火の神・健磐龍命は清き水の湧き出る一の宮の地に阿蘇神社を創建されました。命は、阿蘇開拓のためには宮居を定めねばならないと、ご愛用の弓を託してその落ちたところを宮居と定めようと思われました。そこで命は坂梨の「矢の島」から天に向かって、キリキリ引き絞って一矢ゆりあげられました。その矢はヒューっと天に舞いあがりましたが、それが落ちてきたところが今の矢村社の地だったといいます。そこでこの一定のお館を定められたわけです。今の阿蘇神社なども矢村のうちだといわれているので、相当広い地域だったようです。 小さな神社でも、いろんないわれを調べてみるとおもしろいですね。 阿蘇水基巡り・おわり♪ 阿蘇水基めぐり 阿蘇神社・神の水 竹沢の雫~金脈の泉~とり宮の泉~欣命水 文豪の水~菓恋水~酒杜の水~白雪の水 妙音池~猿田彦の水~幸の泉~下町の水 阿吽の水~清泉~金運の水~永寿泉~学業の泉 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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