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テーマ:食べ物あれこれ(50351)
カテゴリ:食の話
先日、お助け隊に米つぶの入ったプリンが紹介されていました。食べてみたいけど、ちょっと怖い気がする…。だって、生まれて初めて食べたのあるライスプディングの味が忘れられないからです。今日はライスプディングの思い出をちょこっと書いてみたいと思います。
話には聞いたことのあるライスプディングですが、8年前まで私は見たこともなければ、それを食べたことのある話を聞いたことがありませんでした。その8年前の10月、ニュージーランドでのワーホリ期間中の旅先のテカポで日本人留学生の男性に出会いました。その人は大学の交換留学で、北島のある年に語学留学していました。ちなみにテカポは南島の美しい小さな町です。 その男性、K君としておきますが、ホームステイ先でライスプディングが出されたのだそう。それを食べた瞬間、まずいと思ったK君はホストマザーに言いました。 「これは自分の好みに合わないから食べることができない」 と。ホストマザーは 「日本人は米を食べるでしょ。だから食べなさい」 と言ったそうです。それからは「食べろ」「食べない」の問答を繰り返したとか。 私は食わず嫌いをしません。とりあえず出された物には箸をつけます。外国の料理でも、これは特別まずいっていう料理に行き渡ったことはないんです。あえて言うなら、韓国のキムチチョコレートかしら?微妙な味でございました。だから、ライスプディングの話を聞いても、 「ふーん」 って感じ。 そのライスプディングを初めて口にしたのは、帰国から4ヶ月のことでした。当時地元に住んでいたカナダ人の友人セーラが大分市に引っ越すことになり、セーラと日加お笑いコンビの片割れのまっちゃんといっしょに彼女のお別れディナーをすることになりました。お料理上手のセーラがご馳走してくれるので、私たちはデザートを持っていきました。しかし、セーラはデザートを用意していたのです。そう、手作りのライスプディング…。 これが噂のライスプディングか…。としばし見とれ、一口ぱくり。う、う、う~!微妙~!。味はプリンなんですよ。プリン味はおいしいのだけど、米のツブツブが見た目も食べた感じもしっかり残っていて。確かに米もかめば甘いけど、その甘さじゃないんです。ほら、おはぎでも餅米は合うけど、普通の米は合わないし、変な味がするでしょ?って、食べてみないとわかんないか…。 まっちゃんは 「わぁ~、初めて食べた~。おいしい!」 なんて言ってて、本気か?でもまあ味覚なんて人それぞれだし…なんて思って、私は適当にあいづちを打っていました。まっちゃんはあとで、 「実はあれはダメだったんだ~」 なんて言っておりました。あぁ、やっぱり…。 あれ、あれもダメだったんですよ。小国のライスクリーム。お米で作ったアイスクリームのことです。やっぱり微妙な米のツブツブ感が残っていて、アイス好きの私が途中で食べるのをやめちゃったくらいですから。 やっぱりお米にはしょっぱい佃煮とかお漬物が合うのね~としみじみ思ってしまいました。でも、怖い物食べたさで、あのプリンは試食してみたいです。←とりあえず、なんでも試さないと気が済まない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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