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テーマ:大分&熊本 観光地紹介(830)
カテゴリ:熊本県散策
3連休、とてもいいお天気でしたね。私は初日は家でのんびりと休み、昨日と今日は近場で楽しんできました。
今朝は母と妹の雇われ運転手さんをしてきました。今日は「戌の日」で、妊婦さんが腹帯を持って神社で安産を祈願してもらう日だとかで、阿蘇神社へ行ってきました。今の腹帯って腹巻タイプもあるんですね~。まあ、主役は妹なので、私は控え室で本を読んでいました。 それから阿蘇で買い物をしてお昼を食べて家に帰ったのですが、午後から私には行きたいところが…。それは阿蘇市波野の中江岩戸神楽の定期公演です。4月から11月まで、毎月第1日曜日に無料の定期公演がありますが(10月は除く)、今年は今日が最後の定期公演でした。最近中江神楽ファンになったばかりなのですが、最後はやっぱり見ておきたいってことで、妹と一緒に出かけてきました。 今日の演目は『五方礼始』、『柴曳』、『五穀舞』、『天の〆』、『八雲払』でした。『五方礼始』と『五穀舞』は波野子ども神楽による舞でした。どれも見たことのある神楽ばかりでしたが、ここで『天の〆』の説明をしたいと思います。その他の神楽については→こちらをご参照ください。 『天の〆』 「素戔鳴尊(スサノオノミコト)が天照大神(アマテラスオオミカミ)がいらっしゃる高天原(タカマガハラ)へ行き、大御神より曲玉(マガタマ)と三種の神器の鏡をもらって降りてこられる舞です。」 神楽の前の神事。 左がスサノオです。 この神楽は3年前に、波野の神楽苑での神楽フェスティバルで中江岩戸神楽による舞を見たことがあります。面や豪華な衣装をつけた舞い手が、青竹にすいすいと昇っていきます。そして上から観客に餅まきをして、竹に備え付けてあった曲玉と鏡を持って降りてきます。 のぼる途中です。 会場には福岡から観光バスで留学生が多数来ていました。スサノオの舞い手が餅をまくとき、中国か韓国からの留学生の女の子が、 「鬼~、鬼~!」 って、竹の上のスサノオを鬼呼ばわりして餅を催促していました。鬼じゃなくて神様ですけどね…。 最後の『八雲払』は、今日は2匹の大蛇が登場しました。色鮮やかだし、見ごたえがありましたよ。 そして、6月にも、8月のなみの高原祭りでも見た神楽大好きの小さな男の子、今回も神楽の衣装を身につけてやって来ていました。この子は題目を聞いただで、どんな小道具を使うのかわかっているんですね。刀、鈴、扇など、それぞれの題目で使うものを取り出しては、一生懸命に舞っていました。会場内のお客さんも、メインの神楽よりもこの子に釘付けでした。妹も8割がたはこの男の子を見ていたそうで…。 「かずまくん」というらしいです。 このかずまくんのワンマンショーも少しありました。 お天気がよすぎてまぶしくてあまり写真は撮れなかったけど、今年最後の中江神楽を十分に満喫できました。また来年の4月が楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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