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テーマ:大分&熊本 観光地紹介(838)
カテゴリ:大分・豊後大野市散策
しばらく降り続いた雨が午後には止みました。久しぶりの青空です。私の忙しい期間は降り続けていたので、きっと私がお出かけしたい衝動に駆られないように神様からのプレゼントだったんですね~(←どこまでも前向き)。でも、秋ならではの景色を見たいところがたくさんあったのにな~。残念です…。
忙しい合間の曇りの土曜日、気分転換にちょっとお出かけしました。そこは豊後大野市清川町(旧清川村)にある宝生(ほうしょう)寺です。このお寺は紅葉の名所で、毎年11月中旬には紅葉がライトアップされます。 向こうに見えるのが宝生寺。 紅葉はもうすでに終わったもの、これから色づきそうなものとありました。お寺の周りにある池は、ずっと前に紹介した豊後大野市大野町の勝光寺の池のように『心』の文字を表しています。紅葉で有名だといっても、この宝生寺はとても歴史のあるお寺なのです。 宝生寺が建立されたのは、今から約850年前の平安時代末期です。その創建者は、当時豊後にいたという源為朝だといわれています。本堂仏壇の右手には、『為朝公背負い仏』と称されている等身大の十一面観音坐像が安置されています。本堂が閉まっていたので、残念ながら見ることはできませんでしたが…。この仏様は宇佐八幡の化身で、源氏累代の鎮守仏であって、国家の鎮護・武運長久を祈って祀ったといわれています。 しかし源氏の衰退とともに寺は荒廃する一方でした。その後、宝徳2年(1450年)に大友親隆の祈願によって再建されました。この歴史ある宝生寺は、市指定文化財となっているはず。市町村合併前は村指定の文化財でしたからね。 はい、歴史のお勉強は終わりです。ここは紅葉の名所だけあって、私が着いたときにはすんごいカメラを1台ずつ持ったご夫婦が撮影に昂じていました。その後も2、3人ですが、紅葉を見に見物客が来ていました。お寺で、しかも池があるので情緒があって素敵でしたよ。 これから色づくのかな? 木の幹に落ちた葉がかわいい♪ 池に沈む葉っぱも絵になります。 今年はもうここの紅葉もおしまいですが、来年は見頃に来たいです。ここを訪れたい方は、道がかなり狭いので気をつけてくださいね。清川道の駅から車で10分ほどです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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