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テーマ:大分&熊本 観光地紹介(838)
カテゴリ:大分・竹田市散策
今夜から急に寒くなりましたね~。昨日と今日は親類の葬儀ができて忙しかったですが、慣れない格好でいたので疲れてしまいました。喪服に7センチハイヒールにカシミアのコート、アーンドばっちりメイク、もう別人でしたよ、私。いつもはジーンズにTシャツにスニーカー、そしてすっぴんですからね。久しぶりに会った親戚のおばちゃんに、「きれいになった」を連発されてちょっといい気分♪それは仮の姿ですから、化けていましたから…フフフ。
先週末にイチョウの葉が一気に色づき、そしてもう見事に散っていますね。紅葉するまでは時間がかかるけど、色がついてしまったら散るのも早いです。今週の始めに竹田市荻町の荻神社へちょっと散策に行ってみました。昨年の12月にこの前を通りかかったとき、それは素晴らしいイチョウの絨毯。翌日カメラを持って行ってみたら、大風でイチョウはすっかり飛んでいっていました。今年はリベンジじゃ~! その前にちょこっと荻神社の歴史を…。荻神社は今から1400年前、阿蘇市波野の荻岳の頂上にありました。後に「豊後荻宮」(大分県竹田市)と「肥後荻宮」(熊本県阿蘇市)に分離しました。県境は越えていますが、どちらも近くにあります。とても歴史の古い神社なのですね。分離した際に両社に伝えられた親睦の苗裔が今あるイチョウの大木です。(ただし、波野の荻神社の木はもう切られています) それがこれ~! 左は3月に、右は今週撮影したものです。 この荻神社の大イチョウ、目通りの大きさでは大分県で4番目の大きさを誇る大木です。推定樹齢約400年、高さ約35m、根回り約9.2mで、県指定天然記念物となっています。慶応2年(1866年)の火災で、神殿側の樹皮部分を少々焼却していますが、そんなことはものとせず、樹勢は極めて旺盛です。 地上5mのところに乳根を生じ、さらにその上5mのところにケヤキが着生していて高さ20mに達しています。しかし、イチョウにギューギュー押されてケヤキは枯れてしまっていますが、今でもその姿を見ることができます。 そしてお楽しみのイチョウの絨毯です! 木にはまだまだ葉がついていましたが、境内もすごいことになっていました。これはとてもきれいです。そう、その姿を写真に収めたかったのです。いや~、いいものを見ました。 荻神社は春と秋に神社の奉納があります。春は県指定無形文化財の「湯たて神楽」といって、弥生時代のクガタチの行事が形を変えて残ったものです。小さな集落に観光バスなんかも来て、見ごたえがありますよ。って、小さい頃しか見たことがないんだけど…。毎年4月26日に開催されます。 阿蘇市波野の荻神社にも何度か行ったことがあるので、またちょっとしたら紹介したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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