ハナちゃんといっしょ

７月に拾ってきたかわいい愛猫のナナちゃん、もう８ヶ月(推定)を迎えました。捨てられていたときは両手の平に乗るくらい小さくて弱々しかったのに、ご飯をたくさん食べてどんどん大きくなり、今は手のつけられないくらいのやんちゃ猫に。私の育て方が悪かったのかな？でも、この子は賢いんですよ。ナナのお気に入りのおもちゃを投げると、ちゃんと拾って私の元に持ってくるんです。私が帰ってくると、声を聞きつけて必ず私のところに走ってきます。

で、ナナちゃんが受けなければいけないのが避妊手術です。２月頃には猫の恋の季節がやってくるし、メス猫は生後半年でも発情しますから。まだ小さいのでちょっとかわいそうだけど、発情する前に手術をしておけばペットは長生きするし、無邪気さが残るといいます。それに、うちには七ちゃん以外に５匹の猫がいて(みんな避妊・去勢手術済み)、これ以上猫を増やせません。ということで、昨日の朝はかかりつけの獣医さんへ連れて行きました。８ヶ月のわりには体が小さ目らしく、ちょっと心配。

昨日の夜は寂しかったですよ。いつも暴れ回っているナナがいないと家の中は静か。外出先から帰ってきても出迎えてくれませんからね。夜も私のそばにぴったりとくっついて寝るのに、昨夜は白猫のさくらだけ。その代わり、さくらがすごく私に甘えてきました。いつもナナといっしょにいるので、さくらも寂しかったようです。

今朝は朝イチでナナちゃんを迎えに行ってきました。私の声が聞こえると、大きな声で鳴き始めました。ご夫婦で開業されている病院ですが、奥様先生が、私の声を聞いて急に元気になったと言いました。それまでちょっとしょげていたんだそうです。独りぼっちになったことがない子だから、捨てられたんじゃないか不安だったのでしょう。しかもお腹の毛もたくさん剃られ、痛い目にあったのですから。

車に乗せ、母がちょっとホームセンターで買い物をしている間にキャリーバッグから出してあげました。すると、私の膝に乗ってきて甘えます。しかし、外に買い物客の姿が見えたとき、ナナはさっと身を隠しました。今まで人見知りとかしなかった子です。きっと、手術がよほど怖かったんでしょうね。

家に帰ると少しご飯を食べ、おしっこをしました。薬を飲ませて私の部屋に連れて行くと、ホットカーペットの上で死んだように眠り始めました。あまりにもぐっすりと寝ているので、息をしているのか心配になって時々確かめたくらいです。病院でよく眠れなかったし、知らないところなので緊張状態だったのでしょう。

午後は大好きな煮干をぺろりと食べ、水もたくさん飲みました。傷口が痛いのか、歩くときに後ろ足がガニ股になっていて、高いところには飛び乗ることができません。私は眠くてさっきまでちょっと昼寝をしていたのですが、私の隣ではナナが再びぐっすり眠っていました。今も隣でグーグー寝ています。これから私は仕事に出るので、夜のお薬を飲ませなければなりません。

ひとつ笑えるのが、手術のときに先生がオスの去勢手術と勘違いして、バリカンをお尻にかけてしまってお尻の一部がハゲになっています。後ろから見るとそこが目立って笑えてしまいます。それも愛嬌♪10日後に抜糸のためにまた獣医さんへ連れて行きます。

今夜からまたナナちゃんといっしょに寝ます。これからはどこへも置いていかないからね。