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カテゴリ:宮崎県散策
◆旅の回顧録・9◆ 宮崎・巨人軍キャンプツアー(2)
鬼の霍乱狂い咲きではございませんが、私、珍しく風邪を引いたようです。それも鼻風邪。くしゃみと鼻水が止まりません。昨日、温泉で髪を洗ったあとに長々と露天風呂にいたのが悪かったみたいです。寝るときに寒気がして寝付けませんでしたから。まあ、3日もあれば気合で治ります。 さてさて、旅行記…と。前回のお話はこちら。 巨人軍のキャンプ見学を済ませた私たちは、宮崎市内に繰り出しました。さっちゃんは青島マラソンに参加をしたことがあるので、何度か訪れたことがあるけど、私にとっては初めての宮崎市です。やっぱり行きたいところはやっぱり青島です。青島はあまりにも有名なので説明は要らないと思いますが、一応ちょこっとだけ書きたいと思います。 青島は鬼の洗濯板と呼ばれる奇岩に取り囲まれた、亜熱帯植物が茂る周囲1.5kmの小さな島です。全島を徒歩で回れば約1時間といいますが、それはゆっくり見た場合。私たちはとっとと歩いたので数十分でした。島内には青島神社がありますが、さっちゃんが興味がないので行きませんでした。さっちゃんは敬虔なモルモン教徒なんです…。でも、数年後にほかの友人たちと神社を見物したので、そのときのことはまた後々の日記ということで。 美しい青島。 写真の向こう側にちらりと見えるのが鬼の洗濯岩です。青島から巾着島まで、約8kmの海岸線に点在する波状の奇岩で、そのギザギザとした力強い雰囲気から「鬼の洗濯板」といわれています。約1500~3000万年前に海中で侵食された水成岩が隆起し、波の侵食によりこの不思議な波状模様が造られました。昭和9年には国の天然記念物に指定されました。この鬼の洗濯岩は、南下して堀切峠や日南海岸でも見られますが、青島付近にあるものは、干潮時になると通常の幅20mから100mまで露出部分が広がり、自然の造形美を楽しめたり磯遊びをすることができます。 はい、地学のお勉強の時間でした。 さてさて、私はただひたすら美しい青島に感動、しかしさっちゃんの頭の中は元同級生のジャイアンツの選手のことでいっぱいでした。せっかく姿を見たのだから会いたい一身。ああ、初恋って素晴らしい…ってことで、私たちはキャンプ地の球状にとんぼ返り。しかし、すでに主力選手たちは引き上げ始めていました。ミーハーの私は、すぐ近くで高橋選手を見て興奮。だって、すごくかっこいいんですよ。テレビで見ると蝋人形みたいなのに…(おっと、失礼)。 そこで、私たちは巨人軍の選手が毎年宿泊する青島グランドホテルへ行きました。私は車の中で待っていました。ホテルのロビーは選手を一目見ようというファンでいっぱいで、さっちゃんは同級生を見つけられませんでした。だから、そこら辺にいた選手に手紙を言付けて出てきました。結局会えないままでした。それから私たちは一路大分へ帰ったのでした。ずっと運転していた私、あと残り1時間で着くってときに限界で、さっちゃんに運転を代わってもらいましたが、さっちゃんたら飛ばし屋さん。あ~、怖かった! 後日談です…。さっちゃんからの手紙を受け取った選手は、すぐにロビーに降りてきたけどもうさっちゃんは去った後でした。しかし、その夜さっちゃんに電話をかけ、数日後のオフの日には電車で宮崎から大分まで会いに来てくれたそうです。さっちゃんの旦那様もいっしょにお食事し、翌日には湯布院も案内できたって言っていました。それからも友人として連絡を取り合っているとか。これで宮崎の巨人軍キャンプツアーも無駄にならずに済みました。 おわり♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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