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2007年01月13日
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カテゴリ:本の話
ちょっと忙しい日々が続いています。今月は日記の更新も少なくなりそうな予感…。本格的な仕事週間が始まったから、ちょっと慌しくなったっていうのもあるし、家の用事にちょこちょこ使われています。やれ、買い物に連れてけだ、本を買ってこいだ、テレビが映らんからどうにかしてやら、何たらかんたら…。おまけに鼻風邪を引いていたので、文章を書くのも億劫。あ、予告どおりに3日間で完治しました。妹が来た日にゃ、自分の時間なんてないのが現状ですからね~。あ~、旅に出たい。

あ、愚痴愚痴日記じゃございませんよ、今日は。忙しい合間にも本は読んでいるわけで、で、ちょっとはまってしまった本があります。いつも寝る前にベッドの中で本を読むのですが、これは寝る前以外にもやることそっちのけで真剣に読んじゃいました。

「世界一受けたい日本史の授業」



本屋をブラブラ歩いていて手に取ったのがこの本です。パラパラとページをめくり、ちょこちょこ読んでみるとおもしろそうなので購入しました。で、読み始めたらおもしろくて、一気に読んじゃいました。

私は歴史が大好きです。特に日本史が大好き。外国にもとても興味があるし旅行もよくするけど、でも基本は自国のことを学び、知ることが大事だと思っています。外国へ行って、自分の国の悪口を言っている日本人がいちばんむかつきます。それも日本語で(笑)。完全な国なんてないんだから、せめて自分の国くらい好きになろうよって思っちゃう。これって、もうオバサン?いえ、若いときから私はこうなんです。

っていうのはどうでもいいとして、今でも愛読書のひとつは高校時代の日本史の教科書です。枕元にいつも置いてあるし、歴史小説なんかを読むときは教科書で時代や年代、その頃の出来事を知るために参照することもしばしばです。っていうか、最近読む本は日本史の裏話とか世界史ミステリーばかり。

でも上の本を読んでいて、私が高校時代で習った日本史とは違う学説があり、検証され、歴史そのものが変わっていっているんです。私の中には今まで習った日本の歴史がインプットされているので、いまさら覆せないよ~なんて思いながら読んだのですが、これがぐっと引き込まれました。素人にもわかりやすいように書かれているんですね。

例えば、1635年に発令された江戸時代の鎖国令。実は幕府は鎖国なんてしていなかったんです。来航を禁止したのはスペイン・ポルトガル船だけで、ほかの国とは貿易をしていたんですね。教科書では長崎の出島でオランダ・中国と貿易していたと書かれていますが、対馬、琉球王国などを通じて朝鮮やアジアの国々との交流があったわけです。ほら、シャム(今のタイ)には日本町もありましたからね。イギリスはこの貿易からただ遠ざかっただけ。

1792年にロシアのラクスマンが根室に来航したときも、幕府は貿易する気満々で、ラクスマンに出島へ出向いてくれと伝えたそうですが、ラクスマンが行かなかっただけなんだそうです。もし、ロシアとの国交が開かれていたら、このあとの歴史もずいぶん変わってきていたでしょうね。

たぶん、日本の歴史の授業で「鎖国」という言葉が消えるかもしれません。代わりに世界史でも使われている「海禁」という言葉が使われるかもということです。本当、マメに歴史の本とか読んでいないと、自分が常識だと思っていたことがそうでなくなるんだな~って感じました。

この本の中でうれしい記述もありました。私は数年前に奈良県の明日香村を訪れ、古代遺跡や歴史にゆかりの深い場所をサイクリングして周りました。竹やぶの中にある酒船石の下に、斉明天皇の御世(7世紀半ば)の遺跡が発見されて間もない頃で、その遺跡がまだ何に使われていたのかわかっていなかったのです。それが今は何に使われていたのか、そこにあった道具は何なのか徐々に解明されてきました。いつかまた、その遺跡を見に行くのが楽しみになりました。

これからもどんなふうに歴史観が変わっていくのか、ちょっと楽しみになりました。





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最終更新日  2007年01月13日 20時30分45秒
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