ハナちゃんといっしょ

心地よい疲れの残る日曜日の夜です。今日は私、竹田市の岡の里名水マラソンで５km走ってきました～。

名水マラソンと呼ばれるだけあって、竹田文化会館を出発し、川沿いを走っていきます。途中にはダムあり、湧水あり、渓谷ありの美しいコースです。ただし、５kmはダムしか見えません。５年前、フルマラソンに挑戦する友人とコースの下見をしたことがあるけど、とても素敵ですよ。今年は20回目の記念大会でした。

私はこの大会に過去２回参加しました。１回目は空手を始めて半年後の５kmのコース、翌年は10kmを完走しました。今回は３年ぶり３回目の参加です。最近の運動不足と体重増加が気になり、参加しました。申し込んだものの、練習も不十分で不安の残るレースでした。

さて、この名水マラソン、北は北海道から南は鹿児島まで、総勢約1200名の参加だと思われます。最高齢は83歳だとか…。すげぇとしか言えません。市民マラソン花盛りの今日この頃、この小さな町にどこから人が出てきたんや？ってくらいの賑わいです。そういえば、日本の市民マラソンの百選にも選ばれているとか聞いたことがあります。

最初はフルマラソン、ハーフマラソンの出発、それから３km、そして５kmと10km、健康ウォークの出発です。最初の出発を遠くからストレッチをしながら見ていると、私、気がつきました。ジョギングシューズを忘れた…。あぁ、なんてバカな私。いつものスニーカーを履いてきちゃいました。朝だからボーっとして家を出たんでしょうね、きっと…。でも、まあ履きなれているからいいだろうと思ったのですが…。これは大きな誤算でした。

足が重い…。最近、走るときって空手の稽古のときだけなんです。体育館を30分間、裸足で黙々と走ります。そう、裸足で走り慣れているんです。室内だけじゃありません。今年はなかったけど空手の寒稽古も道路沿いを裸足で走るし、夏場の稽古で外のグランドを走るときもいつも裸足なんですね、私。そんな私が靴、それもジョギングシューズじゃないやつで走っちゃったわけで…。

足の重さから足取りも悪く、後ろからどんどん抜かれていきます。そこで決意しました。折り返し地点を過ぎ、靴と靴下を脱いじゃいました。靴下をジャージのポケットにねじ込み、両手に靴を持って走りました。すると、フットワークが一気に軽くなり、足取りもよくなりました。

しかし、沿道にいた関係者や応援の人たちは目が点。これも覚悟の上でしたけど…。
「あんしは(あの人は)裸足で走りよら～」
「大丈夫？あ～、痛そう…」
その声を無視できず、
「大丈夫です～。このほうが楽なんですよ～｣
といちいち答えちゃいました(笑)。

でもね、本当に平気なんですよ、私。空手の稽古で何度も足の裏の皮が向けているし、血豆も作ったことあるから、足の裏の皮が厚くて丈夫になったんです。ちょっとした小石程度じゃ痛いなんて感じないし、往路で道の状態も確認しながら走ったので、復路で靴を脱ごうと決心したのです。

まあ、無事に完走できました。ビリじゃなかったですよ～。走った後の爽快感、最高でした。走る前にお話をした女性(６人の子持ち！)といっしょに完走を喜び合い、いっしょに豚汁とおにぎりを食べました。参加者は無料食事券がもらえるんです♪ただ、今日は暑くて日差しが強かったから、今、顔が真っ赤です。日焼け止めは汗をかくと目が痛くなるし、化粧をして走るのは嫌だったので…。

走った後は、ペットボトルに入った竹田の名水をいただきました。おいしいですよ～、竹田の名水！ちなみに、参加賞はとてもじゃないけどよそへは着ていけない、名水マラソンのバックプリント入りのＴシャツにスポーツドリンクでした。

きつかったけど、楽しかった！また来年も参加したいと思います。来年は最初から裸足で走ろうかしら？←ちょっと本気。