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テーマ:大分&熊本 観光地紹介(837)
カテゴリ:大分県散策
月曜日ってなんだかだるいですね~。昨日は10時には寝て、通勤電車の中でも大爆睡だったのに、やっぱり眠いです。明日は車を修理に持って行くので、午前中は年休♪ゆっくり寝られるぞ~!ダメダメ職員やん、私(笑)。
温泉ネタはまだまだあるけど、今日はほかの話題で行きます。ブログを休んでいる間、土日は県内いろんな所にいったので、ネタは尽きませんので…。 お寺の壁といえば、だいたい白い壁に普通の瓦が乗っかっているのを想像しませんか?私も、それが当たり前だと思っていました。この壁を見る前までは…。 夜の画像で、しかも以前寺町とうろう祭りの紹介をした時の使い回しで申し訳ないです。だって、画像倉庫がいっぱいになりそうなんだもん…。 このお寺は中津市寺町にある合元寺というお寺です。ここのお寺は、なぜか壁が赤いんです。その理由は何ででしょう。住職が赤が好きだった?ちがいます。何か特別な宗派?いいえ、これもちがいます。このお寺にはちょっとしたミステリーがあるのです。 合元寺は1587年(天正15年)、中津城城主の黒田如水(孝高ともいう)が建立しました。黒田孝高の奸計(かんけい)で、豊前の実力者だった宇都宮鎮房(うつのみやしげふさ)が中津城で如水にだまし討ちにあい打ち死に。合元寺に籠っていた宇都宮氏の家臣全員も討ち死にしてしまいました。その時、その返り血が合元寺の白壁に散りました。その血痕の上から白色を塗りましたが、何度塗りかえても血痕が浮き出るため、ついには壁を赤く塗ったといわれています。 このとき、寺町千日参りを案内していただいた村上医家資料館の館長さんのおかげで、お寺の庫裏にある当時のままの柱も見せていただきました。その柱には今でもくっきりと刃痕が残されています。いまや中津市の観光名所のひとつとなった合元寺ですが、悲しい歴史の舞台でもあったのですね。 また、このお寺の境内には「おねがい地蔵尊」があります。中津市出身の福沢諭吉が長崎に遊学するにあたって、学業成就を祈願したことで知られています。このお地蔵さんには伝説もあるので、またの機会に紹介したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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