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テーマ:大分&熊本 観光地紹介(838)
カテゴリ:大分・竹田市散策
おかげさまで風邪はずいぶんよくなりました。大事を取って、今週は空手道場をお休みにしています。でも、体温調節が難しい…。家を出るときはひんやり、電車の中は冷房効いてて、職場は蒸し暑くて扇風機直撃、帰りは雨にぬれてひんやり、電車の中は冷房ガンガン、乗り換えた特急は暖房がはいっとる…。都市部で生活すると体が完全におかしくなりそうです。これが普通なのかな。自然の中で生活してきた私の理解の範囲を超えとります、はい。
さて、気を取り直して温泉のお話です。もう飽きた?私、ちっとも飽きません。 長湯温泉は芹川沿いにある純和風旅館、豊泉荘。ここは目立たないようでとても目立つんです。芹川の対岸から旅館の方を見ると、川岸の石が茶褐色に染まっています。それは、ここの旅館から流れてくる温泉で変色した色なんです。通るたびに気になっていた旅館でした。 ちょっと古めかしい門をくぐり、戸を開けるとまあ、なんて立派な玄関。温泉を利用できるかと尋ねたら、お姉さん、 「お湯、たまってるかしら?」 と、ダダダダだ~っと廊下を走って行きます。もう、このパターンは慣れました。田舎ならではののんびりさということでよしとしましょう。でも、入浴時間は12時から、私がここに来たのは2時だったんですけど…。 おばちゃんに促されて上がり、いいのかな~と思いながらこれまた立派な廊下を歩いて浴場へ。すると、さっき走って行ったお姉さんが、一生懸命に湯船をかき回しています。熱いのかって聞いたら、湯の花が浮かんでいるから必死に流しだしていたみたい。 「汚くないですから~」 なんて言ってたけど、私は湯の花の感触が大好きなんです。って言ったら、ごゆっくり~と出て行かれました。湯の花が苦手なお客さんて、いるのかな。 内湯も露天ばりの開放的な湯船でした。だって、窓全開にしていたら、目の前の芹川はよく見えるし、川を散歩している人もよく見える…ってことは、立ってしまえば丸見え?ってことで、なるべく死角で入浴しました。お湯はやわらかく、湯の花はすごくさらさらでいい感触でした。やけどや傷の治りが早いとか。もちろん、毎度のことながら飲泉もしましたよ。ほのかな炭酸で飲みやすいです。 ここは露天風呂もあるのですが、いったん服を着てから浴場に行かねばなりません。あとで露天の存在に気づいたので、のぼせそうなくらい湯船につかっていたのであきらめました。ここから見る芹川の眺め、いいです。それに、湯の花もたくさん!!時間がたつのを忘れそうな感じ…。 写真だけでも露天風呂を。 この豊泉荘、場所は大きな看板が出ているのでわかりやすいのですが、道が細いので気をつけましょう。滅多に対向車も来ないんですけどね。 長湯温泉 豊泉荘 ◆泉質…マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉 ◆効能…きり傷、やけど、慢性皮膚病、高血圧症など お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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