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2007年12月31日
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カテゴリ:大分県散策
両子寺のある両子山、ここには七不思議があります。すべて見て歩いたわけではないのですが、紹介したいと思います。内容は両子寺のHPを参考にしました。

その1・走水観音
両子寺の西方1500mの山際にある観音様の下から湧き出る貫水は干ばつでも無くならず、雨季でも増水せず、年中一定の水量を保っており、水温もまた常に変わらないといいます。

ここは境内よりもずっと山の方に登って行かなければならなかったので、行っていません。湧水好きの私としては、一度行ってみたいです。

その2・無明橋
橋の下に観音様を祀ってあり、この橋を渡ると不思議と信仰心が湧き起こると伝えられ、牛や馬が渡れば落橋すると言われています。

無明橋は昨日紹介した仁王像のすぐそばにある小さな赤い橋です。まさか、その小さな橋が七不思議のひとつだとは知らず、ろくに見ていません。写真もないし…。

その3・鬼橋
昔、千徳坊という力持ちのお坊さんが山から引きろして橋にしたといわれる大石が両子寺の境内にあります。

鬼橋とその向こうの仁王像。
futago2.jpg

この鬼橋は今は渡ることができません。その向こうの石段も残念ながら登ることができませんでした。

その4・しぐれ紅葉
両子寺の境内にあるこの紅葉の下に立ち、上を見上げると、晴天の日でもしずくが落ちるといわれています。

これは紅葉の季節限定なのでしょうか?道祖神(昨日の日記参照)のすぐそばに立っていました。けっこう大きなモミジの木なのですが、しずくは特に落ちてきませんでした(笑)。誰か、しずくが落ちてきたよって方がいらっしゃったら、教えてください。

その5・針の耳
山腹に岩が重なり合い、その隙間を通るのが、針に糸を通すように難しそうなところがあるが、不思議と容易に通り抜けることができるといいます。

ここへは奥の院から山道を登って行きました。ちょっとした楽な登山感覚で行くことができます。近くには「百体観音」と呼ばれる仏様が「鬼の背割」までずっと点在しています。観音様は下にも岩肌にもいろいろなところに安置されています。

針の耳と百体観音。
hari.jpg

また、この針の耳、隙間を通れるのか心配だったのですが、抜けてよかったわ~。でかい体が詰まったらどうしよう…と、ドキドキしながらくぐっていったのでした。

その6・鬼の背割
山腹に昔、千徳坊という力持ちのお坊さんが、背で割って通路をあけたといわれる二つの大岩が立っています。

onise.jpg

鬼の背割は両子寺の境内からも見えます。これもくぐって行くのですが、通り抜けることができてよかった…。

その7・鹿のツメ割
山頂へ登る道の途中にある大きな石に、親子鹿の大小の爪跡がのこっています。

はい、最初も書きましたが山頂には行っていません。鬼の背割からは舗装された道を歩いて下まで帰りましたから。でも、本当に鹿でもいそうな雰囲気の山でした。そんなに高くない山なのですが、山頂までの道のりはけっこう難しい登山コースだそうです。途中、鎖をつたいながら歩く道もあると聞きました。でも、ちょっと登ってみたかったです。時間もなかったし、いっしょだった友人がちょっとしんどそうだったので…。

魅力いっぱいの両子寺、また行ってみたいと思います。


◆ごあいさつ◆
2007年もあと数時間で過ぎようとしています。今年もブログを通じていろいろとお世話になりました。今年は公私とも、本当にいろんなことがありました。こんなに忙しくて精神的にしんどかった年って、今までなかったくらいです。
来年は心穏やかに過ごし、目標に向かって今まで以上に精進したいと思っています。





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最終更新日  2007年12月31日 20時39分06秒
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