|
テーマ:大分&熊本 観光地紹介(837)
カテゴリ:大分県散策
お正月といえば初詣、みなさんはどこか行かれましたか?私はトリニータ神社(←なんのご利益が…)の前を素通りしただけです。大晦日はお寺の除夜の鐘、新年は神社に初詣、あ~、日本っていい国ですねっ!
国東半島には天台宗のお寺が多いのですが、国東市国東町にある泉福寺は曹洞宗の寺院です。永和元年(1375)に、大友氏の一族の田原氏能が、母の発願によって無著妙融禅師(むちゃくみょうゆう)を開山として創建したと伝えられています。天正9年(1581)にはキリシタン大名である大友宗麟による焼き討ちに遭い、開山堂、仏殿(大雄殿)のみを残して講堂等を焼失しました。その後、慶長10年(1605)に当時中津藩主であった細川忠興によって再興され、江戸時代には九州曹洞宗の総本山として栄えました。 2003年から、元教員で、映画にもなった「やまびこ学校」の著者であり、「全国こども電話相談室」の回答者としても知られる教育者の無着成恭(むちゃくせいきょう)さんが住職を務めています。 さて、この泉福寺は拝観料がいりません、確か。でも、見どころがたくさんあるお寺なんです。鬼が一夜で築いたといわれる「蹴上の石段」、二層式の山門になんとなく愛らしい石造仁王像、それから国指定重要文化財だけで3つあります。 国指定重要文化財・大仏殿 泉福寺大仏殿は大雄殿ともよばれ、大永4年(1524)に建立されました。九州では希な室町時代後期の禅宗様仏殿です。中には貴重なお宝があるようなのですが、鍵がかかっていて見ることができませんでした。ここは改修工事が施され、昨年の秋に今のような建物になりました。 それから開山堂も国指定重要文化財です。写真は掲載したいのですが、容量が気になるのでまた別のところで…。開山堂は応永年間(1394-1427)に開祖無著禅師の墓の覆屋と礼堂を兼ねて造られたもので、墓と木像が安置されています。現存する建物は寛永13年(1636)に古材を用いて再建されたものです。このほかにも道元が持ち帰ったとされる宋版宏智録(そうはんわんしろく)全6巻も国指定重要文化財ですが、どこにあるのかは知りません。 境内もちょこちょこと見どころがありますが、その写真もまた他の場所で公開したいと思います。 やっぱり石塔群もありました~! もっとゆっくりじっくり見たいお寺でした。やっぱりこういう場所は1人で来たいものです。友人といっしょでしたが、興味がないかも…って思うとなんとなくゆっくりできませんものね。 あ、このあとお昼にウニ丼をいただきました~! 向こう側は友人の食べたお刺身定食です。魚はヒラメ。ウニ丼は国東町で採れた新鮮なものと聞いたのでいただきました。おいしかった…。道路端にある小さな食堂なんですが、地元で採れた魚介類のお料理が楽しめるいいお店でした。ここはまた来たいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[大分県散策] カテゴリの最新記事
|