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テーマ:大分&熊本 観光地紹介(830)
カテゴリ:大分県散策
あ、そろそろアクセスカウンターが「123456」だ~!ちょっと楽しみです♪見逃しちゃったら悲しいかもしれないです。
で、本題ね。 九重町には、日本で最大の地熱発電所、「八丁原(はっちょうばる)地熱発電所」があります。1日に11キロワット、年間約8億7キロワットの電気を発電していて、これは約20万キロリットルの石油を節約できます。 八丁原地熱発電所は昭和52年に1号機、平成2年に2号機が完成しました。九州では2キロ離れた場所にある大岳発電所に次いで2番目、全国では5番目に完成しました。その広さはなんと、福岡市にあるYAHOOドームの約50倍の広さ!しかし、従業員は20名程度です。というのも、発電の運転や計器の監視、送電は大岳発電所から行われています。 地熱発電は地中深くから取り出した蒸気で発電します。地下760m~300mくらいの深い井戸(蒸気井)を掘って、マグマの熱で熱くなった地下水を汲み上げて蒸気を取り出し、その蒸気でタービンを回して発電を行います。残りの熱水は再び地下に戻されます。蒸気井から出る蒸気は1時間に890トン!蒸気からつくられた電気は日田市に送電されています。 地熱発電は、純国産エネルギーの有効利用、燃料不要、半永久的に安定して利用できる、大気・水質汚染を発生しないクリーンエネルギーという、いい点ばかりです。 ここには展示館があり、無料で見ることができるほか、マルチ映像上映(約30分)&屋外施設の見学ができます。ガイドさんが丁寧に説明してくれるので、参加する価値ありです。 私が訪れた日は11月10日頃でしたが、晴れていたにもかかわらず、外の気温は6℃。標高1100m地点にあるので、それはそれは寒かったです。晩秋~冬~早春にかけては、防寒対策をしましょうね。ただ、紅葉はとてもきれいでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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