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テーマ:宮崎県(763)
カテゴリ:宮崎県散策
夏は特におすすめの高千穂峡ですが、遊歩道を歩いてみるとおもしろいものにたくさん出会えます。それも、ほとんどが自然の中で造られたもの。眺めているだけでもきれいだし、名前の由来あり、神話ありの、いろんな発見があります。その中からいくつか、簡単に紹介します。…っていうのは、やっぱり自分の目で見た方が楽しいし、もっともっと行きたくなるでしょ?面倒くさいからじゃないんだよ。
大きな「鬼の力石」。 高千穂一帯で悪行三昧だった鬼八が、神武天皇の兄の三毛入野命(みけぬのみこと)に向かって投げて力自慢をした石という伝説があります。でも、鬼八は三毛入野命に退治されてしまいました。 美しい「仙人の屏風岩」。 高さは70m。ボート乗り場から新橋までの一帯に広がる、国の名勝天然記念物です。とてもきれいです。 川幅の最も狭い「槍飛」。 その昔、県(あがた/今の延岡市)の領主が高千穂を攻め城が落ちたとき、逃げた家来が槍の柄を対岸につけて飛び渡ったことから槍飛と呼ばれています。家来は川に転落したそうですが…。 たぶん、これが「神硯(みすずり)の岩」。 かつて、江戸時代の盲目の学者、塙保己一が高千穂を訪れました。その時の紀行文「筑紫日誌」で、「みすずりの岩」と詠んだのがいわれのようです。 3つの橋と甌穴。 年代を感じる3つの橋の眺めと、浸食によってできた美しい甌穴が好きです。それからちょっとだけある木々に囲まれた遊歩道も大好き。だいぶ前に橋の先から山道を歩いて高千穂神社へ行ったこともあるのですが、今も行けるのかしら? 今年はまだ高千穂峡へ行ってませんが、行ったことのない友人を案内したいなと考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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