|
テーマ:大分&熊本 観光地紹介(838)
カテゴリ:大分・竹田市散策
先日紹介した納池公園から車で5分ほど走ると、老野湧水にたどり着きます。元和4年(1618年)に岡藩2代目・中川久盛公が朽網(くたみ)山(大船山のこと)で鷹狩りを催した際、この老野湧水を訪れました。七つの湧水、特に古びた祠から湧き出る霊水に崇敬の念を抱き、祠を建て替えて妙見社にしたといわれています。
湧水を汲む人々と、ちょこっと祠。 この霊水は妙見社の下の岩盤より湧き出ており、拝殿の下を流れて主湧水と合流して池に流れています。この妙見社は近隣の守護神として信仰され、2つの自治会によって例年大祭が催されているそうです。 水を汲みに来ていたおじさんと話ができたのですが、老野湧水の水は以前に比べると激減したのだそうです。一度は湧水が枯れてしまったこともあるといいます。自然の産物なので、突然湧き出た枯れたり、水量の増減があるのは仕方がないですね。 春に訪れたので、桜の花びらが浮かんでいました。 この妙見社からさらに下の道に行くと、老野湧水の滝があります。 この滝は、大分県民ならテレビの天気予報で流れる映像で一度は見たことがあるのではないでしょうか。滝のそばの湧水の小川には水車もあり、勢いよく水を飛ばして回っていて、その光景もとても涼しげです。 老野湧水はちょっとわかりにくい場所にあります。初めて行った時はまったく見当違いの川にたどり着いたのだけど、またそこもきれいでね。ちょっと甘みのある湧水、ぜひ迷いながら味わいに行ってくださいな♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[大分・竹田市散策] カテゴリの最新記事
|