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テーマ:大分&熊本 観光地紹介(830)
カテゴリ:大分県散策
地獄巡り6つ目は白池地獄です。白池というくらいなので、乳白色の地獄を想像していたのですが、うん?白くない。ちょっと緑色がかっているような、青色がかっているような、そんな地獄でした。
白池地獄。 白池地獄の泉質は、含ホウ酸食塩泉(塩化ナトリウム、ケイ酸、重炭酸カルシウムを含む)で95℃あります。お湯そのものは無色透明なのですが、池に落ちると、温度と圧力の低下によりこのように青白く変化するのだそうです。なぜだかわからないけど、不思議ですね。 この地獄のみどころのひとつは、熱帯魚館。小さいながらもピラニアやピラクルーといったアマゾンに生息する魚が飼育されています。ピラクルーといえば水族館のうみたまごにもいますが、かなり大きくなりますよね。今以上に大きくなったらどうするのかしら? 一遍上人像があります。 一遍上人は、1267年諸国念仏行脚の際に別府を訪れました。鉄輪が荒地獄に悩まされているのを知り、大蔵経を一字一石に書写して地獄に埋めて荒地獄を静め、一大温泉郷開発の礎を築いたといわれています。鉄輪の蒸し湯温泉も一遍上人が設けたとされています。(地獄巡りHP参考)そういえば、別府温泉では一遍上人を供養する行事も年に1回あったと思います。気になりつつも行ったことがないのですが、そんな縁があったんですね。 ここはひとつの地獄しかなく、とても静かな場所です。ただ、8つの地獄の中でいちばん落ち着く場所だと思いました。緑に囲まれているのが何よりもいいんです。派手さはないけれど、のんびりゆっくり散策できました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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