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カテゴリ:大分県散策
大分県で観光できる鍾乳洞は確か3つだったはず。佐伯市本匠の小半(おながら)鍾乳洞、豊後大野市三重町の稲積(いなづみ)水中鍾乳洞、そして臼杵市野津町の風連(ふうれん)鍾乳洞です。小半鍾乳洞はこのブログでかなり前に紹介しています。稲積水中鍾乳洞はだいぶ前に訪れたので、デジカメなんてない頃だったので古い写真しかありません。昨年の秋、初めて風連鍾乳洞に行ってみました。
風連鍾乳洞は国道10号線のすぐ近くにあります。大正15年に発見された国指定の天然記念物です。洞窟の奥行きは500mで、閉塞型の鍾乳洞なので外気の進入が少なく風化がされなかったため、鍾乳石は美しい形のまま成長し、純白に近いのが特徴です。 美しい柱。 この柱、上から落ちる水滴が積み重なり、また上からの水分でできた石が下方に伸び、そしてくっついてできあがった柱です。この間、人吉の鍾乳洞で聞いた話ですが、ほんの1~2cm伸びるのになんと100年もかかるのだそうです。すごいね~! 尖ったのもきれい♪ いちばん最後にホールのような広い空間があるのですが、面積は15aもあります。洞内最大の記念物である競秀峰は、高さ10m、周囲が16メートルあり、圧巻!日本でいちばん美しい鍾乳洞といわれたそうです。 ここの鍾乳洞のいいところは、ライトアップです。変に色のついたライトアップがされていません。なので、自然の色そのままを楽しむことができます。シンプルなのが大好きな私には大満足の鍾乳洞でした。 大分は初めてという米国人の友人を連れて行ったのですが、 「なんでここを観光コースに選んだの?」 って聞かれました。私の答えは、 「(私が)行ったことがないから…」 友人は、ちょっとばかしあきれていました。何が悪いっ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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