レディーファースト

2006年09月22日

(14)

先日、目の前でこんな会話に遭遇した。

乗っていたバスが停留所に停車して、私の前列に座っていた男性が

降車のため立ち上がって通路に出ようとした・・・・ら

通路をはさんで向かい側の女性も同じく通路に出ようとした。

男性は└(⌒∀⌒*)「あ、どうぞ」と通路を譲る。

紳士だ^^

女性はヽ(^▽^＠)ノ「いえ、どうぞ」と男性を先に促す。

ヽ(´ー`)ノ「いえ、どうぞどうぞ^^・・・」

男性が女性をエスコート（ジェスチャーのみ）すると、女性は・・・

(*｀◇´)≪「いえ！どうぞっ！！（キッパリ）」

えーーーー？？なんで？

かわいくね～のぉ～。

昔、ホテル内のレストランの店長に知り合いがいて、

こんな話を聞いた。

「よく、企業のパーティーが開かれるけど、

同じ日本人として情けなくなることがあるわ。

日本のオヤジは女子社員をメイドのように使う。

『ビールつげ！』『(ブッフェ）料理取ってこい！』・・・て。

欧米では家で奥さんに世話になっているので

外出先ではレディーファーストが常識。

日本男性は家でも外でもえらそうに女性を使う。」って。

その通りだな・・・って思った。日本のオヤヂの話はいまさら・・・なので

チョット＼(･＿＼)それは(／＿･)／横においといて・・・と

レディーファーストって別に差別でも偏見でもなく

紳士からのありがたい気持ちなんだなぁ～って。

しかし！

それをかたくなに拒否するなんて！！

譲り合いで意地張ってる場合じゃないよ。バスのお姉さん！！

うちの会社では社長でも誰でも自分のことは自分でしてる。

お茶は飲みたいときに自分で入れて飲む。

掃除だって女子も男子もする。

宴会だって男女平等。

だけどうちの社長・・・

店の帰り、女子社員に、靴（座敷の場合）を出してもらったり、ドアを開けてもらったり、

外に出る時、傘をさしかけてもらったりすると、デレデレ喜んでいる。

逆ができると立派なジェントルマン！なんだけどな・・・。

昔、勤めていた会社の上司は紳士で、

会社の宴会などの帰り、

女子社員がタクシーに乗る時、ドアを開けて社員を乗り込ませた後、

運転手さんに一声。

「安全運転で確実に送り届けてくれ。」といって自分は乗らずにドアを閉めてくれた。

・・・ってこれがあたりまえかと思ってたが、甘かった。

うちの社長と「レディーファースト」は無縁。

やっぱ、ただの「おやぢ」である。

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