アンサンブル・リリック
ブログを始めてから、毎年こんなタイトルで書き込みをしています。(1年だけ書いていない)今年で13回目だそうです。いつから演奏を聞くようになったのかと、以前のプログラムを見てみたら、2001年のものがありました。その頃と同じお名前もあれば、今は参加されていない方のお名前も。10年は長いようであり、短いようであり、ですが確実に時間は経過しているのですね。今年は、【モーツァルト/ディヴェルティメント ヘ長調Kv.138】【ベートーヴェン/弦楽四重奏第11番 ヘ短調op.95「セリオーソ」弦楽合奏版】【グリーグ/組曲「ホルベアの時代から」op.40】の3曲。一昨年5月の水谷川優子さんのコンサート以来、何だかグリーグづいています。去年の2月にも水谷川さんの演奏で聞いたし、12月に藤原真理さんも演奏されたし…。昨年あたりからヴァイオリンの人数が少なくなってきたかな、と言う感が会ったのですが、今年は昨年の市坪先生のソロ効果か、ヴィオラの演奏者(受講者)がたくさんいらっしゃいました。チェロがやたら多かった年もありました。今回は澤先生は演奏されるか、指揮をされるかわからないと聞かされていましたが、3曲とも演奏されました。合奏の中にあっても、澤クヮルテットの先生方が奏でる音色が耳に飛び込んできます。中でも澤先生の演奏は本当に素晴らしく、悪いものが全てかき消されたかのようでした。全体に演奏時間は短めでしたが、中身はう~~~んと濃厚で、非常に良い時間を過ごすことができました。3月には「澤クヮルテットと新星たちの出会い」とサブタイトルのついたコンサートが、長岡リリックホールで行われるそうです。全席指定で2,000円何てお得!と思ったのですが、平日の19時開演では到底無理ですまた来年を楽しみにしましょう。