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カテゴリ:チビちゃん0歳~2歳
旦那ちゃまは、まだ横に居る。 助産師:ご主人、もうこの際立ち会われたらいいですよ♪ 旦那ちゃま:え?でも血が怖いんで~。 助産師:大丈夫ですよ。記念ですよぉ。一生の思い出ですよぉ♪ 旦那ちゃま:え?ここでこのまま出産なんですか? 助産師:そうですよ。今から移動なんて出来ないでしょう。 確かに今から別の部屋へ移動と言われると、鬼!悪魔!って思う。 旦那ちゃま:どうしよう~ と、ちくわママ に相談。イマイチ決断力に欠ける旦那ちゃま。 ちくわママ:別にどっちでもいいよぉ~。 助産師:もう、立会いしましょう!! とうとう、その場の雰囲気と勢いに流され、立ち会うことに(笑) 緑色の手術着っぽいものを着て帽子を被っていました。
さて、今度はいきまなくてはならない。 安産教室で習った呼吸方法を思い出してみた。 自分のお腹を見る感じの体勢になって、『ふんっ!』といきむ。。。 診察台の横の取っ手を握って踏ん張るけれど、ナカナカ上手くいかない。 便秘で力むのと同じ要領と言われ、得意な筈なのに、何故上手くできない? 陣痛の波が去った時、便秘の力む体勢を助産師さんと旦那ちゃまと話した。 どうやら、力む時って、握っている取っ手を引き上げる要領で踏ん張るらしいけど、 ちくわママ は、反対に取っ手を下に押さえつけ、体を伸ばして力んでいた。 だって、便秘の時って、トイレでそんな風にするんだもん。 逆と言われ、取っ手を引き上げる要領で試してみた。 思わず『んんん~~!!』と声が出る。 そんな事をしている間に、陣痛が弱まってきてしまった。 間隔が長くなり、眠くなってくる。 ちくわママ:何だか眠くなってきたんですけどぉ~ ウトウトしながら訴える。 助産師:そういう妊婦さん、結構多くいらっしゃいますよ。 助産師:陣痛が弱くなってきたみたいなので、追加しますね。 少し強くされて、陣痛が戻ってきた! 眠ってなんかいられないし、もう、今度は、お○っこどころではない。 う○ちが出る恐怖が襲ってくる。 便秘だから、出てくる可能性は大きい。浣腸してないしなぁ・・・。 また、いきんでいると、助産師さんが、ちくわママ の肛門を指で押さえている。 『ごめんなさ~い!う○ちが出そうなんでしょう』と謝る ちくわママ。 まだ横に旦那ちゃまがいるのに・・・。 『いいえ、違いますよ。押さえているのは、痔になるのを防ぐためですよ』との事。 頑張っていきんでいると、『あ、今のいい感じ♪その調子』と助産師さん。 チビちゃんも頑張っているんだ!と思い、自分を励ます。 ようやく頭が見え隠れ(排臨)しだした。 ちくわママ:今、どの位頭が見えてるんですか? 助産師:3センチ位かなぁ。 ちくわママ:えぇ!まだその位しか見えてないのぉ!! 暫く頑張っていると、ずっと見えたままの状態(発露)になった。 今度の呼吸方法は、息を短く“はっはっはっ”と続ける。 チビちゃんの頭が出てきたのが分かり、その後直ぐにゅるりと全体が出てきた。 生まれた!! ***つづく*** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.04 11:48:48
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