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何かができる!これほど子どもにとって嬉しいこと、はないようです。スプーンですくって食べれた、コップでお茶が飲めた、服が脱げた、おまるでおしっこができた、水道の栓をあけられ水が出せた!パンツをはけた!もうどんどんできることばばっかりで、嬉しくて嬉しくて満面の笑顔を見せてくれるのです。ところが子どもって面白い、できることばかりになってくると「できない」と言いはじめる時期がやってくるのです。1歳児クラスのハナコさん、とってもお姉さんぶって、いくら手伝ってあげようとしても届かない高さにあるフックにエプロン袋(食事で使ったエプロンを入れる袋)をなんとしても一人でやろうとするほど「なんでも自分で」の努力家なのです。周りに台が見つからないので、手伝いを断った私を呼ぶのでそばに近寄ると「手は出さない」で、とジェスチャー入りで、膝を貸せというのです。つまり、台になって、と!アタマいい、ハナコちゃんね。ところが母が迎えにくる時にはここまで駄々をこねるのか、と母をうならすほどゴウマンになってしまうわがまま娘。歩かない、階段を降りない、何もしない、バイバイもしない、靴もはかない、極めつけは「帰らない!」と大泣きがお決まりのコース。まるで人が変わったみたいなのです。お母さん、最初は大いにてこずって毎日「もう、帰っちゃうよ!」を玄関で叫んでしました。かなり長丁場になってきて、今はあきらめてじっくり待つ、お母さんに。こういう成長の峠の山坂を越えて、泣き笑いの物語があるから、人間って豊かに育つんだよね、ハナコちゃんのお母さん。あと少ししたら、うんとおすましのしっかり姉さんのハナコちゃんになってるかも。
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Last updated
January 20, 2007 09:59:53 PM
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