子どもの地平と保育(私の研究ノート)

昨日は午前中ある幼稚園を見学に・・・

午前中２つ、一つは保育園、その後に幼稚園

どちらも超一流といわれるほどの設計で、素晴らしい園舎だった

保育園は以前も見学させていただいたのですが、

幼稚園は始めて、写真のようなドーナッツのような園舎

ドーナッツの真ん中が庭になっている。




そしてドーナッツ園舎はぐるりと大きなガラス戸で、庭からも

外側（道路）側からも園舎内が（トイレ以外は）見渡せる！

何よりも屋根の上が船のデッキのような板張りになっていて

園舎の上を走りまわれる

屋根の上から遠くまで見わたせる

空が一面に四方に広がっていく・・

自由で底はかとなく、のびのびとした子どもの遊び空間になっていた

おまけに地面から欅の大きな木がにょっきり、何本も屋根を突き抜けて

いる

室内から外へ、屋根へ上がってくる子どもたちは

なぜか皆、走る、走る・・・群れて遊ぶ

おいかける、追い越す、思いっきり走る！

輪をつくって遊びまわる

屋根の上にペタとお尻をつけてしゃがむ

ぐるぐる回って走る子ども、通り過ぎるときに

友だちとすれ違い、先生を見つけ、

声をかけ合う、いっとき立ち止まる、そしてまた走る

本当に子どもの動きが面白い

園長先生が何気なく、万歩計で調べてくれた人がいて

ここの子どもは歩数が他よりも多いだそうですよ！と。

何々・・・偶然にもその話しだった。

澄んだ空と色づいた木々に囲まれ

ゆったりした風景がそこにあった。