|
カテゴリ:保育園って楽しいよ!
2007年12月22日12:38 都の10年後の東京のプランとして
子育ての応援事業の中で女性の特殊出生率を上げるために 認証保育所を200箇所以上増やす計画を21日に発表した。 全国一低い特殊出生率をなんとか上げたいというプラン の目標だそうである。 もともと未認可の保育施設の底上げ、あるいは企業の保育事業参入を すすめるために、規制緩和を早くからしいて、ビルの中、駅中という足 の便利な場所で保育施設を設置させる条件をつけている。 ここ数年ビルの中も庭のない保育所も色々と見てあるいてきた。 保育士は無資格者が半分というところもあった、 25人0歳の赤ちゃんから満3歳の子どもまで一部屋というところ あるいは5歳まで一部屋というところもあった。 今まで0歳は0歳室、1・2歳はそれぞれの部屋、あるいは庭も・・・ 必須条件だったが、そこが変わった。 昔から未認可で、アパートの一室でという小規模な保育所は あるにはあったが、それはその条件では保育が難しいから 行政に助成金を申し入れる運動、バザーなどで資金を調達する 保護者との共同の子どものための保育運動につなげていた。 今はそのままの保育施設の条件で半分公的に設置が認めれている。 未資格者であっても運営上の資金を低コストに抑える ためには当然のようになったし、 有資格者でも一年間の契約雇用も多くなり、ボーナスを 支給は対象外となり、結果的に保育士の年間収入の全国平均額は 低くなる一方である。 保育という子どもを中心に考えている職場だからこそ あがりこそすれ、低くなる一方なんてとんでもないと 思う。子どものことをいつも頭において考えて、 保育暦を積み重ねてきた この専門家集団としてのアイデンティティは一体どこへ行くのか 子どもの発達を重要視した保育の環境条件の整備は だれの課題なのか、何も見えてこない・・プランだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 22, 2007 12:43:23 PM
コメント(0) | コメントを書く |