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カテゴリ:保育園って楽しいよ!
授業で多くの学生を感動させた頭金さんの保育の実践
彼女のエピソードはいつも必ず保育の反省的な振り返りが 中心です。 子どもへのメッセージの送り方にその振り返りのできる保育者の 心がにじみ出ているからだろうと思います。 子どもとの対話は保育者が自分と向き合う姿と半ば重なっているので はないかと思います。そこにくどくどした言葉ではなく 彼女なりの独自な(人間性)センスやユーモアあふれる言葉のあらわれ、 が子どもに響いている場合が多い・・・ 加藤繁美先生はこの本のあとがきを書かれていますが、昨年出された 『対話的保育カリキュラム』の中でも彼女の実践を引用して 子どもの活動要求と保育者の教育的な活動要求が 保育の経験の履歴を作り出していると書かれています。 昨日学生に読んでもらった事例もそうでした、自分の子どもへの 思いはあるものの、子どもの気持ちをくみとりきれずにいる 保育者の微妙な心の動きがありのまま書かれているので 真に迫るものがあったと思うのです。 結果的に子どもが保育者の意図を理解し、保育者主導ではな 子ども自身で自己決定していく事例に保育者である自分も そこから学ぶものをきちんと記録にとり、二度同じことを 繰り返さないようにしているのだと思います。 保育実践の力量をつくづく感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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