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昨日の一日は私にとって「保育の原石」を探しに行ったような・・
そんな一日になりました。 夕方、園の裏山に駆け上がっって、房総の海と夕陽の輝きを見た瞬間 ・・・もろもろのことを全部忘れてしまいそうになり・・・ 言葉が飛び交わない保育の奥底にあるもの それが子どもの姿から自然ににじみ出ているようで・・・、 改めて「保育」って、とシンプルに考えるための、 スイッチを押してもらったような衝撃が体に走りました。 長い保育経験はあるけれど、 もう一度、ゆっくり子どもたちの姿を見ながら、 自分の巻き戻しをしてみたい、とつくづく思える一日でした・・。 大きな瓦屋根、日本家屋の特徴である、縁側を広くとっている造り 縁側には戸がない、庭から、玄関から入ってきたヒトは 必ず縁側を通る、子ども・親・先生(先生とは呼んでいない)が そこで必ず交叉する。声をかける、よけながら会釈をする、 そんなヒトとヒトの光景をなつかしく、眺めていた・・ ゆっくりとした時がすぎてゆく・・ 夜、見学者20人、職員22人で広い保育室をぐるっと イチジュウするように輪になって、見たまま、感じたままを 率直にしゃべってきた。 子どもの表情が生きている、ああ、笑ってる、 あ、泣いてる、怒ってる、泣きを見せまいとしている、 そんな子どものいくつもの表情の重なり、 遊びに夢中になっている後姿も・・・ 走馬灯のようにめぐって思い出せる一日だった。 度量の広くて深い園長の表情、しわを横目で見ながら このヒトでしか語れない一言一言をかみしめて聞いた。 窓から入ってくる風が頬に心地よい あともう少し時間があったら、と思いながらバスに乗ったけれど 職員の方々の静かな熱意を背中に感じながら、 帰路についた・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 5, 2008 08:10:30 PM
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