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カテゴリ:保育園って楽しいよ!
フランスなどでは乳児の保育は家庭的保育制度がすすんで
いるそうですが、日本でも今後待機児解消をさらにすすめる 政策で厚労省は積極的に取り入れようとしているそうです。 その関係で先日、モデル研修の講師をしてきました。 この家庭的保育、行政がしっかりバックアップする仕組みがないと 大変だなと思いました。 受講者の方から、質問などでわかったのですが、 入園時に健康診断書、あるいは何か病気がある場合の診断書 母子手帳を確認するなど、面接時の子どもの健康状態を 確認する方法が行政によってまちまちなのです。 中には先天的な病気があるお子さんの保護者の方は 診断書も説明も家庭的保育者に説明もしないことが あって、保育しているときに状態がどうも変だなと 改めて保護者から聞き、驚いたケースもあったそうです。 感染症などの治ってからの登園の確認もなかなか 難しいそうですし、もちろん嘱託医もいないわけで 医師とのやりとり、主治医との連携も難しい のだそうです。 病児は預からないことになっていても、色々な事情で 預からざるを得ない場合も多いうようで 本当に大変だと感じました。 家庭的保育は乳児にとって少人数の暖かい雰囲気で 保育を受けられる場で、拡大すること自体はいいとは 思うのですが、現実何かあったときの責任は個人になるのだし もっと行政が色々と制度化して、保育者が安心して 子どもを預かれるようにしてほしいとつくづく 思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 23, 2008 11:23:43 PM
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