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カテゴリ:学生とともに学ぶ
今、ゼミの4年生の卒論のテーマ「あなたは保育が感情労働であると思いますか?」
このテーマは、自分に正直に向き合うこと・・から考えることだ。 「保育者はいつも笑顔で、明るく元気で」といわれているが 実際現場で、あるいは実習で「それって、できるの?」と思ったことありませんか? 人間なら誰しも「喜怒哀楽」があって、自然なこと。 生きているから、感情がある。 そして、感情演技も要求される。 あるときは大げさに喜び、あるときは深い悲しみを表現し、あるときは怒ることを演技して 伝えることをしっかり伝えようとする・・・ この感情演技も保育の専門性であるといえる? もともとこの学生は「保育園の保護者に対する保育士の感情」を取り上げて 卒論研究にしたいと思ったことがきっかけである。 それは保護者が長時間子どもと離れることを「かわいそう」と いう気持ちで保育していないか? それゆえ自分だったら子どもを小さいときから保育園には入れないなんて 思って保育をしていないか? そんな気持ちで子どもを見ている保育士って多いのでは?という 素朴な疑問から・・「感情労働」に行きついた。 これは非常に興味深いテーマ・・ 学生のときからこのことをしっかり考えていることに敬服した。 これから学生たちにアンケートをするので結果が楽しみである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 9, 2012 11:50:26 PM
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