|
カテゴリ:雑記帳
ラプンツェルなどというタイトルをつけてしまいましたが、レタスの話です。
先日、テレビで「レタスの芯には催眠作用がある」というのをやっていました。 レタスのラテン名はlactuca(ラクトゥカ)。lact(ラクト)は「乳」という意味だそうです。レタスの芯に傷をつけると、白いミルクのような汁が出ることからついたそうです。和名のちしゃも、「乳草」がなまったものだそうですよ。 さて、その白い汁に眠くなる成分が入っているのだそうです。 その名もラクッコ・ピコリン。 ノマノマ・イエイのような空耳系の名前。しかも癒し系っぽい響き。 でも、ご利益の薄そうな突っ込みたくなる名称です。。。 ところがです。 ついついテレビを見ては試してみる乗せられやすいわが家。 ラクッコピコリンは熱にも強いと聞いて、レタス丸ごと1個入れたレタススープを作りました。 昨日、「お迎え」の来る夢を見て寝られないというおばあちゃんに、レタスの芯は大盤振る舞いです。 そしたら、ご飯食べてしばらくしたら眠くなってきました。なんと、夫も寝てる・・・? で、はっと目を覚ましたようで、「レタスが効いたっ」と一言残してガクン。 レタス嫌いの息子だけはラクッコピコリンの魔法にかからなかったようですが、わたしはあまりに眠くて、いつもより2時間くらい早く寝ちゃいました。 おばあちゃんも、気がついたら朝になっていたそうです。 ほんとにレタス効果なんでしょうか? もう一回検証してみなければ。 ★この日作ったレタススープ 【材料】レタス1玉 まいたけ1パック 豚バラ薄切り トッポギ(最近気に入っている韓国のおもち) 【作り方】 ○和風だしに醤油、塩、ナンプラー少々。おだしが煮立ったらレタスの芯とまいたけ、肉、トッポギを入れてさっと煮る。最後に手で適当にちぎったレタスを入れる。ひと煮立ちしたらできあがり。 ラプンツェル。野ちしゃ=レタスと訳されていますが、フェルトザラートというサラダ菜みたいな野菜だそうです。 昔話のラプンツェルは、出入り口のない塔に閉じ込められた娘の話ですが、物語の発端は、ラプンツェルの母です。ラプンツェルを身ごもっていた母が隣の妖精の老婆の畑のちしゃ(ラプンツェル)を食べたくて、夫に盗んでこさせますが見付かってしまい、夫は妖精に生まれた娘を差し出す約束をしてしまいます。 やがて生まれた娘は妖精に取り上げられ、高い塔に幽閉されます。妖精が「ラプンツェル、ラプンツェル、髪を下ろしておくれ」と言うと、ラプンツェルは髪を下ろし、妖精を迎え入れます。ところが、その光景を見ていた王子が同じようにして塔に入り、ラプンツェルは王子と恋に落ちます。 あとは妖精に見付かって大変なことになるのですが、最後はめでたしめでたし。 (ウィキペディアを見ると、初版ではラプンツェルが妊娠して、後の版では恋人がいることをしゃべってしまい、怒った魔女に砂漠に捨てられてしまうと言う展開になっているようです) このフェルトザラートという菜っ葉は鉄分・ミネラルが豊富で、妊婦さんにはぴったりの野菜なんだそうです。 レタスにしてもラプンツエルにしても、菜っ葉ってあまり栄養価が高そうに見えないのに、すごい野菜なんですね。でも、食べすぎは場合によってはさしさわりがあるので、バランスよく。ですよね。 ↑前にも紹介したホフマンの挿絵 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[雑記帳] カテゴリの最新記事
|
|