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ヨークに2晩泊まったのち、ロンドンへ向かった私たち。今回の電車は、予約通りテーブル席が確保されていた。
だがしかし!!(オーケン風に。笑) 4人席のひとつに、デンと座っちゃってるおばさんが。 予約席であることが一目瞭然なように、この国ではその席のところに「○○駅~□□駅間予約済み」っていう紙が挿してある。おばさんが占拠している、本来私たち4人が座る席にも、おばはん以外の椅子の上部にはちゃんとその紙が刺さっていた。なぜおばはんの席のところだけその紙がないのか??何か変だ。 それでも、私の予約した切符には、印籠のようにちゃんとそこの4人席の番号がプリントしてある。 最初は私も、おばさんに 「あの~、ここ、私たちの席なんですよね~。ほら、切符にもこの席番号が書いてあるし」 なんて、やんわりモードだった。 しかしこのおばさん。かなりの曲者。 普通は、これだけ言えば、予約せずに自由席で乗ってきている側が「はいはい、勿論♪」って、空いている席に移動する。当然のことなのだが。 彼女曰く、 「だって、この席、予約の紙刺さってないわよっ。もう座っちゃったし!!だからこの席、絶対譲るもんか~」 あのう、、、、。だから、予約してるんだってばさっ。何故にそこまでその席にこだわるんじゃ。空いてる席はいっぱいあるやんけっ!!うちの親たち、電車の旅行楽しみにしてたのよ!!しかも、エディンバラからヨークに来るときは、テーブル席頼んでたのに違う席だったんだよ~~~(泣)!! と、とにかく彼女に「予約してあるし、チケットに席番も書いてあるし、申しわけないけど(そんなことないけど、、)この席ちょっと移っていただけます?」 それでもこのおばさん、、、、どかない(怒)。普段ならこういう人は無視して諦めるか、一人だったら気にせず座る私だけれど、何だか今回はこの人の言動にいちいちイライラさせられたので(あまり怒らない人間なんですけどね。普段は。)、 「じゃあ、切符きりのスタッフが来たら話すしかないですね~」と冷静に言ってみる。 それでもそれでもこのおばさん、、、、どかない(も~~~~!!泣)。 どうしようもこうしようもない!と、途方に暮れかけたその時。 思わぬ助け舟は、通路の反対側にあるテーブル席からやってきた。 そこに、子供3人と座っていたお母さんの女性が、 「私たち、出発地のエディンバラからずっとこの列車に乗っているけど、乗った時点ではそこの4人席に、ちゃんと予約の紙が挿してあったわよ」 とのこと。 あ~、やっぱり神様か仏様っているのかしら~(またまた安直な、、、)! その人は続けて言う。 「おかしいわねええええええ!(おばさんをチラッと見ながら)」 その途端。 今まで漬物石のように動こうとしなかったおばはんが、 「あら、、。いいわよ、どいてあげても」 おいっ!!元々あんたの席じゃないだろうっ!! と思ったが、こういう人とマトモにやり合うほど暇人ではないので、 「あら、ホントにいいんですか!?」 なんて言っちゃったりしてみながらやっと席に着くことが出来た。 あ~、よかったね、と、私は一応この4人席に挿してある紙を確認してみた。なるほど、ホントに3人分しか挿してない。4人目のはどこにいっちゃったんだろうか、、と、本来挿してある場所を良く見たら。 あった。ぎゅうぎゅうに、押し込んであって、ちょっと見ただけでは外から見えないようになっていたのだ。 おばさん、、、もしや、あなたが、、、?? いやいや、むやみに人を疑ってはいけない。 いけないけど、、、。 謎だ。 それにしても、向かいに座っていた女性の鶴の一声で、こんなに簡単に解決しちゃうなんて。まあ、私が切符をスタッフに見せればそれでわかることではあったけれど。 この間、うちの親たちは私とおばはんのやりとりをハラハラしながら見ていた。 見ていただけだった!!! ああ、日本語でもいい、援護射撃して~!!と、思った(笑)。 ま、これでゆったり座れるし、ま、いっか。 おばさん、席は予約するか、予約されてない席に座ってね、これから、、、、。でないと、疲れる人が増えます。 なんか、おばさんおばさんってこの日記で連呼しているけれど、私だって小さい子から見たら立派なおばさんだよ(!!)、、、。おほほほほほ。でも、かっこいいおばさんになりたいな。スマートな(頭の切れる)おばさん!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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