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Honeybee Maja

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Majabee

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September 3, 2005
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ホテルの件では怒り心頭だったが、金曜は夜にミュージカルを観に行くことになっていた。開演時間は夜7時半。2時間半の長丁場ということで、夕飯を兼ねて夕方フォートナム&メイソンにてアフタヌーンティなぞをいただくことに(笑)。

ここは由緒あるデパートであるが(日本では紅茶が有名)、一階部分はほぼ土産物売り場である。それも、殆どの商品にここの名が冠してある。勿論、この名があるということは、モノが良くなくてはならないわけで、商品自体は確かにいいものを使っているのは確かだろう。個人的には、紅茶とチョコレート以外にそそられるようなものはなかったが。
まあ、それでも両親たちにとってはお土産を買う良い機会であったろう。色々と会社の同僚やら友人たちへのお土産を物色している。
その間、かなり暇人だった私だ。何だか、生鮮食品コーナーもあるようだ。ちょっと覗くが、これは果たしてこれだけの値をつけるだけの代物なのか、庶民の私には理解不能な商品にたじろぐ。
前日にリバティに立ち寄ったときも感じたことだが、こういう高級デパートは、あまり気持ちのいい所ではないな、と思った。一階部分は、ここは日本に占拠されたのかと見まごうくらいに日本人観光客で埋め尽くされていた。何だか懐かしい、、、。
確かに、質のいいものがあふれんばかりに陳列されていて、美しい。けれど、こういう店は、お客様は神様です、という感覚が欠けていると思う。何も努力をせずとも、観光客たちはわんさか世界中からやってくるからだ。こういう店の看板を見て、盲目になってしまった人間たちが。こういう客は、大した金額の買い物はしない。そんなカネはないからだ。来店したのだ、という事実を明らかにするために、ちょっとしたものを買う。
高級デパートは、この国においては、本当の金持ちたちのためだけにあるのだ。それ相応の(人間性という意味ではなく、財産的に裕福かという意味で)人間たちのための店なのだ。よって、そんな客のためだけにスタッフも働いている。
リバティで買い物しようとした伯母の通訳をしたとき、明らかにバカにされているな、という素振りのスタッフに、チクリと嫌味を吐いてみた。彼女は、大いに驚いていた(ちょっと嬉しかった。私も人間がちっちゃいなあ、、、)が、私にしてみれば

庶民をないがしろにするヤツは風上にもおけん!

のである。その後、このスタッフの私たちへの態度が豹変したことを、付け加えておく。

さて。アフタヌーンティである。手短にいって、やっぱり疲れた~。
だって、あんなにだだっ広い空間で、お客さんもいっぱいいるし、落ち着けない。ここも日本人客がたくさん。やっぱりブランドの威力って凄まじ~い、と、イギリスに来てこれまた高級店でのアフタヌーンティなど初体験(きゃ!)の私は感心しつつ。
出てきたサンドウィッチや紅茶はどれも美味しかったし、スタッフのサービスもまあまあいい感じ。でも、ティールーム中央にデーンと置かれたグランドピアノで、陳腐な音楽が流れてくるのはどうも、、、。昼間っからセリーヌディオンなんか聴きたくないよ、ってなもんである(ファンの方いらしたら失礼致します、、、)。両親たちには楽しんでもらえてるかしら、ここ(もともと親たちのリクエストでここに来たのだが、、、)。娘は心配。
私はエディンバラのちっちゃい個人経営のティールームのほうが似合う女なのだろうか。いや、たまにはこういう所でお上品に、、、。

まあそんなこんなで夜になり、ホテルに一旦戻って着替え(ロンドンは連日30℃を越す猛暑だった、、、)、タクシーでいざ、Her Majesty's Theatreへ!この、タクシー呼ぶのも、実は一苦労だった。レセプションのお姉ちゃんが、、、5分で来ます!って言ったのに30分は来なかったよ、タクシー(泣)。

私はもともと、この手のミュージカル(悲恋ものですね。違うジャンルの作品によってはすっごく好きなのもあるけれど)に特に興味もなく、親たちが観たいというのでチケットも取ったが、一人50ポンド以上もするチケット代に目を丸くしたものだ。絶対、確実に居眠りをするだろうと踏んでいたのだが。

着くとまずやはりシアターの外観に圧倒される。決して大きくはない劇場だが、重厚な感じ。
そうそう、今日観るのは、オペラ座の怪人。
話の筋も、何とな~く、ぼんやりとしか知らない私。
劇場は素敵だけど、絶対寝ちゃう、どうしよ~。
まず、幕間のドリンクを先に購入して、いざ席へ。
あら~!いい席じゃないの~!!何と、テキトーにネットで取ったチケットだったのに、私達の席はRoyal Circle(所謂二階席)の中央最前列!オーケストラのすぐ後ろである一階最前席では首が痛いし、くらいにしか考えずにとった割には素晴らしい席だ。うっふっふ。
かくして、話もろくに知らない私の初オペラ座の怪人鑑賞は幕を開けたのであった。

どうだったかって!?

最高でしたよ!
こんなに素敵な作品だったなんて!
最後には泣いちゃったよ!!
親たちは、「英語が全然わからなかった~」そうだけど、でも身を乗り出して観ていた。父までもが興奮していたが、私は隣で目をつぶっていたあなたを見たぞ(でも母には言わないでいてあげた)。
素晴らしいショウだった。
帰路につく私たちは、まだ魔法にかかったような気分だった。

まあ、部屋に着いた途端、現実に引き戻されたけれど(泣)。





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Last updated  September 21, 2005 02:55:47 AM
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