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この日の天気予報、前日木曜の夜には「明日はエディンバラは午後に雪がちらつく、、、、かも?」って言ってたのに見事に外れ!
朝、バス停へ歩く道すがら、ふわふわと粉雪らしきものが舞い始めて、雪大好きな私はちょっと嬉しかった、、、けど、多分積もったりなんかはしてくれないんだろうな、、、とも思って溜息モード。 いざバスに乗り込み、メトロ(バスや電車の駅などで無料配布されている新聞)に目を落とす、、、。 何だかバスがのろい。のろいぞ。遅刻するう~、、と、ふと窓の外に目をやった私は驚いた。 吹雪いてます!! ぼた雪だけど、バスに乗ってからたったの10分かそこらでもう、辺りは雪化粧。 なんてきれいなの!!(ここで、何でデジカメで写真撮らなかったのか、などと突っ込みを入れないように、、、未だに楽天に写真をおとすやり方をマスターできてないアナログ人間なまーやなのだ。誰か助けてー!!) きれいだけど、、、乗り換えのために降りたThe Moundのバス停は人、人、人でごった返している。一台目のバスを降りてここのバス停までたった30秒かそこらなのに、私の帽子、コート、髪そして丸めたペインティング用のカードと呼ばれる紙(一応ビニール袋に入れといて、ホント良かった)に積もる雪、、、。 そう。 バスは、待てど暮らせどやってこない。 普段エディンバラはあまり雪の降る地域ではない(まあイギリスは大体どこでもそう。スコットランド北部、The Highlandsでは積もるけど)ので、東京ほどではないけどちょっとの雪でおたおたしてしまうのだ。 うう、、、遅刻は免れまい、、、でも雪嬉しいな、、、でも寒いぞちくしょー、、、などとくだらない事を考えつつこの待ち時間をやり過ごそうとする私の前に、一台の車が停まった。日本でもよく知られてる、Rover社のMiniちゃん(ちなみに新しいほう。古いデザインのほうが私は好き。って、どーでもいいか)だ。 バス停に車停めるなんていい度胸してんじゃんか~などと思っていたら、窓が開いて中のお姉さんが、明らかに私に対して 「あなた、○○(大学名)の学生!?」 とな。 ?????な私の思考回路ははしばし、寒さも手伝ってか停止していたが、たたみかけるように彼女は叫ぶ。 「1年生じゃない?乗ってく?」 おおう、これぞ天の助け。 恨めしそうな顔で来ないバスを(遊び人の恋人を待つように、、何じゃそりゃ)雪にまみれて待つ人々を尻目に、私は 「いいの!?ホントに!?あ~り~が~と~う~!!」。 さっさと車に乗り込んだ。 私、最近いい子にしてたのかしら。 神様が見ててくれたのかしら。(アホ) 大学まではすぐなのだが、その間この優しい女性(ビックリ仰天、彼女も1年生だった、、、)としばし談笑。 一年坊主(娘?)の分際でミニを乗り回すとは、どーいう家庭の子だ一体、、などと思ったら、実は彼女、37歳で、旦那様と12歳の娘さんに、その下に2人も男の子がいるんだそう。 納得、、、。37歳には見えないわ~。若々しくって、でもしっかりしてる。 彼女の兄弟が1人、日本に住んでいるそうで(日本人の奥さんと、小さな娘さんと一緒に)、9月に初めて日本に行ってすごく楽しかった事とか、姪っ子がかわいくて卒倒しそうになった(伯母バカですな)とか、色々話した。 大学で、確かに日本よりはmature students(所謂、社会人学生)の数は多いけど、それでも大多数が17歳~20歳くらいと若い。彼女とこういう形で出会えて、何だかすごく嬉しかった。 出会いって大事よね。大切にしたいものだわ。 あ、ちなみに、雪、その後もしばらく降り続けてとってもキレイだったけど、お昼には雨に変わって、夕方には殆ど溶けちゃいました。 悲しー!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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