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こわい童話のような語り口のこの本を読んだ
江國香織氏の 真昼なのに昏い部屋 専業主婦の美弥子さんが 外国人のジョーンズさんと出会い 平たく言えば 不倫しちゃうおはなし 不倫といえば簡単だけど そこにいたるまでの 美弥子さんの心の奥の細かいひだが 繊細に描かれている とにかく美弥子さんは 常識知らずな若い娘というわけでないのに 夫以外の男性を家に上げたり 外を一緒に出歩いたり 既婚者で 毎日しっかり家事をする主婦でありながら 抜けていると思う 美弥子さんの夫は そこいらに転がっていそうなほど 自己中で 男だからみたいな傲慢さと 子どもみたいな男 私だったら 夫に強く言い返す みたいなシーンも 黙ってやり過ごす美弥子さん・・・・(これが大人なのか) この人は 夫との生活をすでに投げている気がする だから 甘い香りのするジョーンズさんが近づいてきたとき 香のする方へ 世界の外へでちゃったのだと思う 横にしかならない夫を起き上がらせては お膳立てをし そんな生活に 根を張って生きてる私には 同調するところはなかったけれど そこから一歩離れれば とても美しいおはなしだった おまけ 今週末海へ行くことになって 押入れから2年ぶりくらいに水着を出した ・・・・・これ ほんとに私の ってくらい ちっさいんですけど そういえば バイト先で食べる給食、 給食の先生が 「給食は栄養のバランスがいいけど 育ち盛りの子供用だから 大人にはカロリーオーバーよ 夕食は控えめにね」 って言われてたのに・・・ 夕食もいつもどおり 食べていた・・・・ 育ち盛りじゃないのに 育ったよ~~ 久々のパンちゃんです みんな元気だった 水着の用意できました おまけの晩ごはん 久しぶりにコロッケ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年07月25日 11時25分40秒
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