素晴らしい江國氏。
江國香織氏の 「抱擁、あるいはライスには塩を」
この作品は、594頁もある。
ずっしりと重い。
読む前にちょっとげっそりした。
長いなあ・・・
柳島家を中心とした3世代のおはなし。
奇妙な家庭、不思議な人物たち。
各章ごとに、語り手の家族、語り手の時代が代わり、
時代があっちこっち飛ぶ。
江國氏の文章力、描写力はほんものだと感じさせられる。
ありえないおはなし、フィクションのおはなしだからこそ、
江國氏の筆が冴える。
長いおはなしだなあ・・・と思ってたのに、
読み終えるのがもったいない。
そんな、おはなし。
湊かなえ氏の 「Nのために」
いままで毒素満載で、後味が悪い作品が多い中で、
一番毒素が少ない気がする。
だからってわけじゃないけど。
面白みに欠けた。
どうも、
人間味が足りない気がする。
人への深い描写がほしい。
それから、安藤って人は、ずっと女性だと思ってた。
途中で気づいて、また読み返したりして・・・・
これから読む方、要注意(って私だけだったりして)
おまけのばんごはん
今日はさっさと食べて さっさとピアノのレッスン日なので
ミートソーススパ & ポトフ & 昨日の残りの餃子?