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カテゴリ:BOOKS
桜庭一樹氏の 「伏」 桜庭一樹氏、大すきなのだが。 魅力的なキャラや、話の筋なのに、 いまひとつ、面白みに欠けた気がする。 もっと深みが欲しかった気がする。 桜庭氏の「私の男」や「ファミリーポートレート」が好きな私には、 もうちょっと毒気が欲しかったな。 田口ランディ氏の 「蛇と月と蛙」 さらさらと川の水が、岩の上を流れて滑っていくような、 そんなおはなしもあるのに、
この著書は、 緑に苔むした地面に水を注ぐが如く、 私の心の奥にじっとりと、ふくまれていく、沈んでいく。
そのじっとり感が心地よい。
田口ランディ氏の精神と肉体、第六感や魂、 そんな強い精神世界に、 心がびりびりする。
いつまでもはまっていたい世界。 おまけの晩ごはん 鶏から & サラダ キャベツやウインナーのポトフ & レンコンとブロッコリーのマスタードサラダ
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