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カテゴリ:BOOKS
ここ最近、 日記を書いたりして、日々思っていた。 こんな風に、図書館で適当に予約した本をつらつらと読むだけの毎日は、 無駄なのではなかろうかと。 手当たり次第に、目に入った本をメモし、頭に入れ、 図書館で予約して、毎週来たものを順番に読んでいく。 その行動にふと疑問を抱く日々だった。 先週、この本が来た。 窪美澄氏の 「ふがいない僕は空を見た」 その題とその装丁に惹かれ、手にとったのを覚えている。 この本には5編の物語が収められていて、すべてリンクして繋がっている。 最初の章の「ミクマリ」は 「女による女のためのR-18文学賞」大賞受賞作品である。 「ミクマリ」は性描写が激しくて、 こんな話が続くのかなあと不安が心をよぎった。 だけども、 その後に続いていく4編のお話は、 物語にますます息吹を吹き込ませ、膨らませ、物語は大輪の花を咲かせる。 こないだ読んだ 西加奈子氏の「円卓」に続く、 最近のイチオシ作品だ、この作品は! 玉石混淆な本の嵐の毎日に、 今日見つけた玉は、光り輝き美しい。 「円卓」の次に、この「ふがいない僕は空を見た」 是非、読んでいただきたい本である。 もちろん。先日読んだ「国芳一門浮世絵草紙」も、かなりいい!!! おまけ ひさしぶり高1兄さん。 今兄さんは、期末テスト中だ。 昨日家に帰ったら、ピアノの音がするので、 てっきり中2娘が弾いてるのだと思ってたら、 テスト中なのに3時間もピアノをしていた兄さんだった。 あほちゃう?? そんな弾きたいのやったら、 去年レッスンを受けてたときにちゃんとやっとけばいいのにさ。 そして、そのあと晩ごはんを食べた後、 次はギターを取り出してきたので、 これはもちろん、没収した!! 今年も 男の夏服、甚兵衛を着ています。
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