行ったことあるけど、さて、
最後に行ったのはいつだったろう、と思うところを巡る、
「修学旅行ごっこ」開催中。
今日は、奈良の西ノ京、唐招提寺
唐招提寺は金堂平成大修理が終わるのを待っていたので、
今回ははずせない。
それは、この本を以前読んだからである
「すみ鬼にげた」
金堂の軒下の四隅に「すみ鬼」が屋根を支えている。
そのお話を読んだときから、
唐招提寺に行かねばと、ずっと修理が終わるのを待っていたのである。
私のつたない写メではわからないだろうけど、
すみ鬼はちゃんと四隅でがんばっていた。
この本はオススメである。
是非、読んでいただきたい。
絵も美しい。
そして、そこから歩いていけるので、
ついでといっちゃ何だけど、
薬師寺にも行く。
帰りに、木津川市の岩船寺に寄った
ここには本尊の阿弥陀如来坐像とその四隅を守る四天王、
十二神将たちもいて、楽しみなお寺だ。
どこのお寺のどの観音様、如来様のまえであろうが、
正座して目をぎゅっとつぶって、
手を合わせれば
どんな心のよどみをふくんでいようが、
どんなに心がよこしまであろうが、
なぜだか、手を合わせることに一心になる自分がいる。
大きな願いをお願いするわけでもないけれど、
手を合わせるのにいっぱいいっぱいになって
自然と涙があふれてくる。
そこには
どんなわたしでもいいのだと
受け入れてくれるおおきな空気の存在を感じる。
どんなわたしでも
どんなこころをもっていても
いいのだ
ただしいこともわるいことも
みんなふくめて
あなたなのだ
と高いところから私を見守ってくれる。
安心感に包まれる。
そして、朱印帳。
唐招提寺と薬師寺。
岩船寺。
ああ、達筆。
ああ、素敵。