|
カテゴリ:学校生活
3号の隣のクラスである2号のクラスで
今日読み聞かせをしてきました。 本の題名は「たっちゃんぼくがきらいなの ~たっちゃんはじへいしょう」 今週の初め(月曜日)3号のクラスの先生に不安をもらしました 「全員の子に誤解なく伝えられる自信がありません」 先生は、「2号ちゃんのクラスの担任にも『不安である事』伝えたほうがいいですよ」そう言ってくださいました。 翌日、火曜日の朝、2号の担任に「不安である事」「まだ早いのではないかと言う事」を伝えました。 すると、2号の先生は「もし、その絵本を読んでくださるならば私は水曜日までに準備したいことがあります。子供たちにいい加減な気持ちで聞いてほしくないので...」そうおっしゃいました。 私は、もし私がみんなに伝え切れなかったら後はお願いします(他力本願?)そうお願いして帰ってきました。 昨日の夕方(水曜日)、2号は何やら「私に渡したい物がある」そう言ってあるものをくれました。 見ると、手作りの封筒に、かわいい絵がかかれていて (私達家族とそっくりな絵..2号から聞いて猫四匹の絵まで描いてありました) 「頑張ってください。読み聞かせ楽しみにしています」 四つの封筒に数人からの励ましのメッセージでした。 もちろん2号からの励ましのメッセージもありました 以下は、私が今日読み聞かせで読んだお礼の文章と すうどんさんのふたつめのHPからコピペした 自閉症について他です 今日の流れです 3年3組の皆さんへ 昨日は、励ましのお手紙をありがとうございました。 正直言ってビックリしました。そして、とってもうれしかったです。 2号から手渡された手作りの封筒とそっくりな絵、そしてお手紙 感動しました。 「3号くんを大切にしてください。わたしたちもみんなで大切にします。そして普通の一年生のお友達として、せっしていきます」 「みんな3号くんをかわいがってます。あそんでいるととても楽しいです」 「みんなといっしょにあそんでいる3号くんはとても楽しそうです。みんなも3号君が大好きです。私は3号君がこの小学校に来てくれてとってもうれしいです。みんなとニコニコワイワイ楽しいです。」 「ぼくは3号くんのことを知らないで普通に接してきました。これからも普通に接したいです」 「3号くんを見守っています」 私の口から出てきたのは「え~?え~?」と言う言葉と、感動の涙でした。 あんまりびっくりしすぎて言葉になりませんでした 私が今日の絵本を通して伝えたかったのは、このことでした。 このみんなの言葉を望んでいました。 でも、もうみんなわかってくれていたんですね 私達家族は、みんなにわかってもらえて幸せです 3年3組のみなさん、先生本当に本当にありがとうございました。 みんながこんなに分かってくれているのだから「絵本は読む必要がないか?」とも思いました。でも、やっぱり読みます。それは、世の中には3号だけではない、私達だけではなく「自閉症と言う障害を辛く思っている人や家族がいる」と言う事も知って貰わなければいけないからです。 でも、絵本を読む前に「自閉症について」と「自閉症の特徴」をお話したいと思います。 難しいかもしれないけれど聞いてください そのあと、絵本を読みますね 自閉症について自閉症は、目に見えない障害です。 そのために、まわりの人は何に困っているのか、なかなかわかりません。 また、本人も感じたこと、言いたいことを上手に言葉や態度で表現できません。 自閉症の人たちの行動は、私たちの目から見ると とても不思議でなぞに満ちています。そのため、これまでいろいろな誤解を受けてきました 自閉症は心の病気ではありません 「自閉症」という漢字の意味から想像して、「自分のからに閉じこもってしまう病気」と 思う人もいるようです。 お母さんの育て方に原因があるといわれた時代もありました。 本当は「外からのいろいろな情報をきちんと知る働きに障害がある」ために、まわりの状況を理解したり、変化に対応することがうまくできないといわれています。 自閉症の特徴 1、人と話をする時、なかなか視線を合わせない。 また、みんなと同じ行動がとれない。 2、話し言葉が、ほとんど無かったり、言葉の発達が 遅れていて 人と会話のやり取りがなかなかできない。 3、同じことばかり繰り返していたり、まわりの様子が 少しでも違うのを極端に嫌うなど、活動や興味の範囲が極端に狭く限られている。 これらの特徴は、自分勝手・わがままな性格とまわりの人に思われてしまう ことが少なくありません。 年齢とともに少しずつ改善していきますが多くの場合、大人になっても周りの人の理解と援助が必要です。 自閉症は症状も組み合わせも一人一人違います。 皆さんの中に、背の低い人もいれば背の高い人もいる・・・ そんな風に考えるとわかりやすいと思います。 こだわりの強い人もそうでない人も、ちょっとだけこだわる人もいます。 自閉症の一人一人が違い、一人一人の症状が違うと理解してください。 そして私は絵本を読みました 「たっちゃんぼくがきらいなの ~たっちゃんはじへいしょう」 読み終えた私に、みんなは一生懸命拍手をくれました。 2号、3号よかったね(^^) ひょっとして誤解はこれからも起こってくるかもしれないけれど こんなにも助けてくれようとしてくださる方々がいる 私達は、ひょっとしたら力を入れすぎずに 「ありのままで」歩いて行けばいいのかもしれない *すうどんさん 無断で文章をコピペさせていただきました。すみません。 でも、すうどんさんのHPは素晴らしいです 皆さんも是非一度行って見てください エコラリアン2です (2は本当はアラビア文字なのですが「機種依存文字」でエラーが出てこの日記には入力できませんでした。。。すうどんさん重ねてごめんなさい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.09.29 16:48:47
[学校生活] カテゴリの最新記事
|