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カテゴリ:UMPC(ULCPC)
この手のPCの日本での老舗(と言うかこの手のPCしか作っていない(笑))工人舎と言うメーカーのUMPC(UMLPC)です。 正確に言うと”タブレットPC”と言うらしいのですが、余り売る側も気にせずにUMPC(UMLPC)のジャンルに入れているようです。 元々は7インチの画面がメインだったメーカーですが、EeePCから始まったminiノートブームの流れに乗ってか 最近8.9インチの分野にも進出して来ました(ML6KL12Fと言うoffice搭載で¥59,800と言うモデルも出しています) ブーム初頭は、台湾製に対して性能的にも価格的にも不利な面は否めませんでした(コスト面でCPUも非力で割高感がありました) しかし流石に途中で危機感を感じたのでしょう、2008年第2四半期頃から性能面をアップする反面価格の見直しを行い 徐々にラインアップを広げて来ましたが、それでも性能面・価格面共に台湾勢には到底かなうようには思えませんでしたけど。 そして、ついに(タブレットPCでしたが)2008年7月8.9インチの画面を持ったSXシリーズが発売されました。 8.9インチワイドでモニターは2スピンドルタイプで、画面はWXGA(1280×768ドット)のでタッチパネルを採用。 更に特徴的だったのは、他の8.9インチに見合ったサイズの筐体にも関わらず”DVDスーパーマルチドライブ”が内蔵されていました。 有る意味ビックリです!”このサイズで光学ドライブ付ないぞぉ~!?”と衝撃にも似た驚きでした。 (但しドライブ内蔵の為か、HDDはULTRA-ATA100の1.8インチになっています...無理ないけど) ただ、最初は画面サイズのせいかOSは”Vista Home Premium”RAMは”1GB”で、とても快適に動くとは思えませんでしたねぇ。 価格の方も、工人舎直販でOfficeなし(MA)で¥109,800、Office搭載(MF)だと¥129,800と他のminiに比べると とんでもなく高価で、とても食指の動く物ではありませんでした。 ところが、第3四半期に起こったリーマンショックを発端とした、突然の大不況と何故かそれに歩調を合わせたかのような円高で 工人舎にも勝機が出て来ました(って、そんな大層なもんじゃないか(笑)) まぁ、なんでこんなに円高になったのかは意味不明ですけどね (;^_^A そんな大不況に飛び込む中、工人舎はいきなりこのSXモデルにXPヴァージョンを追加しました、しかも画面WXGAのまんま... タブレットPCだったから画面サイズ制限なかったのかな?他メーカーは(当時)最大でWSVGA(1024x600)だったのに。 とは言っても、価格はまだ¥98,000/¥119,800と相変わらず高価でしたけどね...まだ購入意欲は圏外のままでした。 ところが、暫く見ない内に価格改定がありましてね...それも年明け早々・・・やっと円高の恩恵来たか?と思いましたね。 ・・・なんか言ってますが、価格が下がった事に気がついたのは2月に入ってからの事でした(笑) ¥98,000/¥119,800がいきなり¥79,800¥99,800に・・・でも何故かそれは直販価格で、量販店ではそれぞれ¥10,000安で 出回っています(なんでこう言う価格差なのかがスゴーく不思議 (-_-? とは言っても、気になっていたのがCPUでAtomなんですがZ520(1.33GHz)が搭載されていまして(他のminiはほぼN270(1.6GHz)) 気にはなっていたけど、このCPUでスーパーマルチが役に立つのか?などと疑心暗鬼でおりました。 そんな時背中を押してくれたのは(買う気はないけど)SONYが発表したVAIO Type-Pでした。何故かと言うと・・・ Type-Pは発色の綺麗さが良いと言う事でVistaを採用しているんですが(当然RAMは2GBを積んでますが) そのラインアップ(カスタムオーダー)の中のCPUにZ520が含まれていたんですね、これが! 異様に横に長い1600x768の解像度を持つ8インチ液晶を持つType-Pですが、店頭で実物を見た時に余りの画面の小ささに 「虫眼鏡持参はヤダな」なんか思いその場を立ち去りましたが、高解像度の画面は1024x600の画面を見慣れた目には 新鮮に見えて、且つZ520でもちゃんと使える事を確信した私の気持ちは、一気にSX購入へと加速して行きました。 私はネット通販で購入したのですが、その店は¥7,000引きで売られていまして、なんとカカクコムで出てる価格より安い! 「こりゃ買うっきゃねぇべ」と思いポチッと購入するを押したのでありました(ルンル気分)でした(笑) 大容量バッテリーはビックカメラ.comから貰いました(笑) 取り寄せだったので「結構時間掛かるのかな?」と思いましたが、此方も殊の外早く入荷。 RAMの2GB交換が可能かどうか分からなかったんで、EeePC4G-Xに付けていた2GBを外し試しに付けるとちゃんと認識しました。 初期セットアップを終えて画面が出ると、流石に文字は小さい物のWSVGA(1024x600)に慣れた目には広く感じました。 面白かったのは、やっぱ回転する画面とタッチパネルでしたね。 画面も標準・右90度・左90度・180度と表示を変えられるんで、標準で付いている電子書籍を読む為のソフトと相まって 電子書籍を読む場合や、ヒンジ側に持ち運び用の革製のベルト(標準装備)を付けて壁などに掛けた時には 画面を180度回転させて、内蔵の光学ドライブでDVD(Win DVD標準装備)で映像を楽しむのもいいかも? カードリーダーもExpressCard/34スロットをはじめ、計4種類(SD/SDHC/MMC・microSD/microSDHC・メモリースティック/Duo) が付いていて、特にmicroSDはいちいちアダプターを付ける必要がないので、使用している方にはとても便利です。 その他ワンセグやBluetooth® Ver.2.0+EDR、Webカムは内と外に付いていて、内は35万画素・外は200万画素ありますので 持ち運びの手軽さとも相まって、ちょっとしたWeb掲載用の写真撮影に向いてるかも知れませんね。 何はともあれ”これでもか!”と言う位の装備満載で、通常売価で7万を切る価格は魅力的です。 遊びで使うには非常に優れたアイテムかも知れませんね...結構ハマりそうな予感です く不思議 (^-^)
詳しい仕様はこちら
今”好日恒”で扱ってます↓
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Last updated
2009/02/24 03:30:43 AM
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