好きなもの／こと＠日々のくらし

今日は、師匠のお稽古日。
前回、「さのさナイトに、さのさが弾けないのもなんだから・・・」ということで、さのさをお稽古していただいたのだった。紫朝師匠の三味線の手を教えていただいたのだけれど、今日は、一般的に遣う手は、こんなのがある、というのをいろいろと弾いていただいた。
一応、さらってみるけれど、許される限り、紫朝師匠の手で弾きたいものです（笑）。

で、「奴さん」の弾き唄いをみていただき、それから新曲。小唄で、夏っぽく「（短い）両国」。もちろん、大津絵の「両国」ではありません。あんな曲、当分無理ですから、はい。
でも、「大津絵」は、いつかやりたい曲の筆頭ではありますが、まだまだ。
この短い「両国」と似ている小唄も、録音させていただきましたが、これはかなり似ていて、間違いやすいので、「とりあえず、よく聞いておいて」ということに。ただ、１粒で2度美味しい曲ではあるので、短い「両国」の方を覚えたら、こちらも挑戦してみたいところではあります。なにせ、レパートリーが少ないので、季節感とか言っていられないもので（笑）。
最後に、「春雨」の三味線をおさらい。ところが。ここで本日二度目の、大爆笑の失敗をば。なんと「奴さん」の前弾きを初めてしまった・・・。なにやってるんでしょうねぇ、まったく。
で、前弾きが終わって、歌が入るところのスクイとか、何カ所か歌を待って弾かなくちゃいけないところがあるのが、つい拍子で弾いてしまっているところを、直していただく。

しかし、「あめや大風」もそうだけれど、短い「両国」みたいな曲は、味わいが出せないと、なんだかなぁになってしまうので、難しいです。こういう時に「人間性が出る」のでしょうね・・・。

お稽古前が終わってから、さぁ、大変！という指令が師匠から・・・。大丈夫かなぁ・・・。