日本橋→浅草
日本橋で、帯メーカーのファミリーセールをひやかして、昼ご飯を食べて、演芸ホールに。仲入り前で出て、浅草寺で四万六千日のお参りを済ませ、ほおづき市を冷やかすつもりが、ほおづきの鉢を買ってしまった。仲見世の一本裏の通りを歩いたのだけれど、それでもすごい人込み。またまた「みかど」に行くつもりだったのだけれど、とにかく喉が渇いたので、ドトールで一休み。昼ご飯を食べ終えたという御頭とみかどの前でばったり遭遇。先週来た時は、お嫁さんらしき女性が一人で店番をしていたけれど、今日は、おかあさんが、同じような年代の女性のお客さんと四方山話中。御頭の顔を見たら「今日のご用は伺ってますか?」と。さすがだ(って、当たり前か・・・)。で「何を買うの?」と御頭に聞かれたので「駒入れです」と言ったら、おかあさんが駒入れをみせてくれて、錦みたいなのはちょっと、ということで、紬っぽい縞のものにする。棹になる前の木とか、置いてある三味線を見ながら「これは、こういうところがいいんだよ」などと、いろいろ教えていただく。御頭は撥皮を選んでいた。「そうか、あれも自分で貼るんだぁ・・・」と心で思いつつ、口には出さない(また、突っ込まれるので)。そうこうするうち、「あ、三の糸は予備があった方がいいよな」と思い出して、でも何号を買えばいいのかわからず、聞いたら「そんなこと、いちいち聞くなよ」と怒られた。でも、知らないんだもの。で、長唄をとりあえず弾いてるんだから「15・13・13」でいいんじゃないの?ということで、13を5本ばかり購入。女将さんと話をしていらした女性と、御頭が話をしていて「最近の長唄の三味線は・・・」みたいな話になって「やっぱり、皆さん、昔をご存知の方は、そうおっしゃるんですね」というところから、目下わたしが一番気になっている撥の持ち方の話に。「中指が撥の重みの重心に来るように持つ」とそのおねえさまがおしゃったのを聞いて、思い出しましたよ。そうそう、それはわたしもお稽古の最初の頃に教わりました。ウーン、ああいうおねえさまにだったら、長唄習いたいなぁ・・・。帰って、また稽古。やっぱり撥の持ち方がイマイチわからない。