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テーマ:小学生ママの日記(28703)
カテゴリ:子ども
今日は末っ子たうの9才の誕生日。
あれからもう9年。 私は3人とも安産で、短時間でつるりと生まれた。 長男のときは、4、5人のスタッフに囲まれ、 「いい陣痛が来てるなぁ。いい調子!」と笑顔で励まされたのが印象的。 初めてにしては早かったね、上手だったねとほめられ、大得意。 長女のときは、夜中で、スタッフはたったの2人。 分娩台に上がったものの、内診の結果、「まだ」と判断され、何の準備もせず、周りに誰もいなくなった。 そんなときに、頭が出かけ、人生最大の大ピンチ!大パニックに襲われる。 あとで、助産師さんは先生に怒られていた。 そして、3人目。 私は「まだと見せかけて、急にお産が進み、あっという間に生まれるタイプ」だということがわかった。 気をつけねば。 この日、私が入院したのは夜の11時ぐらいだったか。 混んでいた。 分娩室に1人。陣痛室に1人。昼間から入院したものの、なかなか生まれそうにない初産の人が1人。 とりあえず陣痛室へ。先客が、相当苦しそうにうなっていた。 しばらくして、その人が分娩室へ。入れ替わりに初産さんが隣のベットにきた。 どんどん陣痛はきつくなる。あ~痛ぇ~~~。 ふぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーー!! ふぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーー!!! 初産さんは、「いたい」「ひいー」などと言っていたが、そのうち私の呼吸を真似し始めた。 よおし、ついてこい!! いきみを逃さなきゃだめだ!! 力を抜いていきを大きく吐く!! あ。 あ、頭が出そう!! ナースコール、連打!!! スタッフが駆け込んできた。 「出てしもた?!だいじょうぶ!?歩ける?」 また痛みが襲ってきた!! 肩に手をかけようとするスタッフの手を、さっと手を上げて制し、いきみを逃す。 「ふぅぅぅ・・・・よし。行きます!」 今のうちに分娩台へ!! 私はダッシュした。 なんせ、間隔がもう30秒ない。 「あ、こっちが先やな」 隣の分娩室から先生が移動してきた。 分娩台に上がって、2回ぐらいいきんだら生まれた。 すぐには泣かず、しばらくしてから 「ほえぇ・・・・」 と弱々しい声が聞こえた。 ああ、廊下に落とさなくて良かった。 「あの時は、お産が重なって。ちぬさん、落ち着いてて助かった。」 と、スタッフにお礼を言われた。 ・・・かっこよくないですか、私。 いっそ、ダンディズムを感じます。(妊婦おっさん化) あれから9年。 ・・・・・・(感無量) さあ、ケーキ作るぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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