最近、私は学校新聞を読んでいなかったのだけど、
昨日、彼氏が学校の女子寮に不審な男が入ったあげく、
寮のドアののぞき穴を黒いマーカーで塗り、ガムテープで塞いだという
とんでもない事件が起きたと教えてくれたので、
珍しくオンラインで読んでみました。
寮に不届き者(いたずらで新しい寮を水浸しにしてしまうバカ者、
女子寮の窓に向かってブツをみせる露出狂など、←私が寮にいた頃でした!!怖!!)
がたくさんいるのは、百も承知なので、その記事も気持ち悪~って流してしまったのですが、
いろいろみていたら、くだらない高校生の書く内容か!!と思わせるのだけど、
気になる記事を見つけてしまいました。
ある日、Aちゃん(記事を投稿した張本人)の両親が地元のスーパーで買い物をしてました。
そこで、怪訝な顔でご両親を見つめてきたブロンドの女、Bさんがいました。
ご両親は、「あ、この子、うちの娘と同じ学校に行っていた子だわ!!」と思ったそうです。
そして、Bさんはご両親にこんな質問をしてきたのです。
「あなたは、Aさんのご両親ですか?」
あまり感じのいい女ではなかったので、
お母様はちょっと皮肉っぽく「ええ、残念ながら私は彼女の母親よ。」と答えたそうです。
すると、このBさん、「私も残念ながら、あなたの娘さんが大嫌いなの!!」といったそうです。
さんざんBさんの文句を聞いた後、お母様はAちゃんに電話をして、
Bさんを知っているかどうか聞いてみました。
Aちゃんは彼女のこともあまり覚えていないし、彼女にしたことももちろん覚えていませんでした。
しかし、先日、Aちゃんは地元に帰る機会があったので、
スーパーにて、そのとんでもない女Bさんがいないか見てみることにしました。
いました、Bさん!!でも、BさんはAちゃんに気づきもしないのです。
Aちゃんは気づきました。年月がだいぶ経っていて、Aちゃんの容姿もずいぶん違うことを。
なのに、BさんはいまだにAちゃんにひどいことをされたのを覚えていて、
今でも恨めしくおもっているなんて!!そういう恨みはもう忘れたらどうかしら?
という記事の内容でした。
アメリカの場合、公立の小学校から高校まで学区が決められていて、
高校までは義務教育でないけど、公立だから無料で行けることになっています。
なので、引越しをしたり、私立の学校や学区外の学校に行かせない限り、
小学校(下手すれば幼稚園)から高校まで、
みんな顔見知りという状況がよくあることのようです。
私も小学生、中学生の頃はそんな状況におかれていましたが、
やはり、9年も同じクラスメイトって気がおかしくなりそうですよね。
おまけに中学校なんて、楽しい~なんていう思春期の子供だって、
そんなにいないと思います。中学校なんて、惨めな思い出でいっぱいでしょう。
でも、そんな惨めな思い出を大学生になった今でもひきづるものなんでしょうか。
まして、その中学生のときに嫌いだった子の両親に、
「あなたの娘、サイテー。」なんて言うものなんでしょうか。
私の彼氏もそんな地域性の強い環境で、学校通いを経験した一人ですが、
嫌いだった子がたくさんいる彼でも、そういう子の両親に対して、
グチグチ文句は言ったりしないと思う、と言っていました。
そりゃそうだ、普通言わんだろ~って彼氏と言っていました。
しかし、こんな10年くらい経った今でも、ひきづる過去ってどんな過去なんでしょう。
どんな過去にしろ、文句は本人に言った方がいいし、
こういう大人気ない行動はしてはいかんと思いました。