ぷにぷにもちもち

出版社のリーフが、倒産　してしまいました…

確か去年の今頃は『ビブロス倒産』事件で、 (￣ロ￣=￣ロ￣)あわあわ　してましたが…。
春はそういう時期なんでしょうかね…＿|￣|○ ｶﾞｯｸﾘ

リーフさんの作品の傾向が自分に合わなかったので、最近はぜんぜん購入していませんでしたが、なんか寂しいですねぇ

それでは、気を取り直して感想など

崎谷さんの『ブルーサウンド・シリーズ』最新刊です





今回は前作書き下ろしで文句なく面白くて、じっくり時間をかけて読みました♪
っていうか、作品に引き込まれたというほうが正しいかな。

ルビー文庫というか、崎谷さんの作品にしては『そういう場面』が少ないっていうのが珍しいですが、逆にそれが内容に重みをつけた形になって、しっくりストーリーに入り込めました。(*´∀｀)
（少ないっていうより凝縮されているだけでいつも通り濃いですよ～）

崎谷さん初の金髪・ポジティブ王子様攻めと、キャラクター１・ネガティブで暗い過去を持つ受けの、周りに迷惑をかけ・引っ掛け回しながらも前に進んでいく、その過程が丁寧に書かれていて、途中辛い場面もあったけど、とても良かったです。

私は瀬里ちゃんＦＡＮなんで、

「ええ！ココで大智とこんなんで絡むの！ Σ(゜Д゜ノ)ノ 」

とショックを受けましたが、（ええ、マジに大智を恨みましたよ。呼び捨てだし／笑）朝倉さん(受）が健気でいじらしくて、そして人間的に弱いところが共感できて、何か嫌いにはなれませんでした　(´～｀ヾ)

それは言葉や容姿が違えど、中身は瀬里ちゃんや一葡と同じ、気遣いで繊細で可愛らしいかったからかもしれませんね。
言葉使いや性格が少しスレてますが…（笑）

内容の１部が非常に重たいのですぐに読み直そうと思えませんが、落ち着いたらまたじっくり読み直したいと思うそんな素敵な作品です


今回で、私的オススメで印象に残った場面がここ　

嘉悦さんと朝倉さんの会話の

「……ああ、ちなみに俺の恋人は、藤木なんで、細かいことは気にしないでいい。　ただし浮気相手に選ぶのは勘弁してくれ、俺が泣く」

俺が泣く～？ Σ(´□｀；)

これ、嘉悦さんなりのギャグ（？）のつもりだろうけど…
想像したらめっちゃ恐かった～（笑）


しかしリンク作品とはいえ、こんなにカップルが出てくると正直お腹いっぱい状態になりウザく感じるのですけど、そこはさすが崎谷さん！
上手くまとめてありますねぇ♪
やっぱり１つ１つの作品のテーマがしっかりしているので苦にならないのかな。

今回のは文句なくオススメです！！
王子様が王子様なくせにが王子様風味なくせに甘々じゃないところが、ポイント高いですよ　ヾ(*´∀｀*)ノキャッキャ
ケネス、さりげなく敬語攻めの鬼畜だし～（笑）